個人旅行大好き!村山さんちの家族旅行記!

ツアーを予約して、集団でゾロゾロ海外で観光。帰国して、思い出すことはなんですか? そういえば、何したっけ? そんな経験ありませんか? そうです。添乗員に着いていくのはラクですが、そんなに覚えてないことが多いんです。さらに、 そこは興味ないんだけど^^; ってことないですか? どうせなら、自分が本当に興味あるとこだけ、訪れたいですよね!? そんな方に読んで欲しい、完全個人手配の旅行記です!

スペイン1周★女子旅

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サラゴサで泊まったホテルを紹介します。

カタロニア エル ピラールです。
ダブルルーム1泊 8,800円です。

観光地や市場に近く、すごく便利なホテルでした(*^▽^*)

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水回りと寝室は区切られてました♬

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清潔で使いやすかったです。
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アメニティもついてます。
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お風呂は大きくて良かった
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ベッドはシングル♬
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机もあります。
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ここのホテルは値段も安くて、立地がかなり良いので、おすすめです!
スーパーも近くにあるので、安心です♬




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お久しぶりです。

スペインから帰国して2週間以上過ぎました。

この2週間、自分がコロナウィルスにかかっていたらどうしよう・・・
とか、家族や他の人にうつしてしまったらどうしよう・・・
など悶々と考えていました(;´・ω・)

早く収束すると良いのですが(>_<)




以前、「航空券がキャンセルされた!」と書きました。
その後どうなったかというと・・・
私はJALで航空券をとっていたので、問い合わせた結果、航空券の全額が返金されることになりました(*^-^*)
クレジットカードに2,3か月後に入金されるそうです♬
とりあえず、よかった!


航空券がキャンセルされたので、慌てて帰りの航空券を取ることになりました。
それが、また大変でした(;´・ω・)
直行便は15万円程していたので、乗り継ぎ便を探しました。
多くの国で入国制限がされ始めていたので、制限されていなかったトルコ・カタール経由の2択しかありませんでした
値段の安かったカタール航空に決めました。
が・・・・・私の持っていたクレジットカードは、全てはじかれてしまい購入出来ず・・・
(※後日、カード会社から電話があり、不正アクセス防止のためカードが使えなかったことが判明)

カードが使えないことで、パニックで吐きそうでした笑
なんとか、日本のエアトリから購入出来ました。


帰りの飛行機は、日本人だらけ!300人くらいいたんじゃないかな。
こんなに海外旅行をしている人がいることにもびっくりでした笑


旅行に行く前は、コロナウィルスなんて、ただの風邪でしょ、と思っていましたが、
パンデミックになり、こんなに酷い状態になるなんて思ってもみませんでした(~_~;)
特に私達が旅行していたスペインのニュースを見るたびに、旅行中に親切にしてくれた人達のことを心配しています。

ウィルスが収束し、また海外旅行に行ける状態になったら、再度スペインを訪れたいと思います。



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2020年3月11日

母です。

コロナウイルスのニュースは、スペインのテレビでも連日のように報じらるようになりました。スペインの日本大使館からコロナウイルスの情報が送られてきます。自宅からもコロナウィルス感染者情報が毎日送られて 来るので気が気ではありませんでした。サラゴサにいる間に飛行機の予約が出来なかったので、次のコルドバでチャンスを待つことになりました。


サラゴサからコルドバまで2時間50分で着きます。列車の旅もいいものですね。移り行く景色は、アビラやセゴビヤのような岩や石ころの平原ではなく緑豊かな平野が広がります。起伏があってもオリーブ畑や果樹園が続き暖かそうです。ライトダウンの要らない暖かい所に行きたいと思いました。

コルドバの駅 大きい。
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コルドバの駅を出たとたん「暑い!」と感じました。その日は特別で、最高気温が28℃です。サラゴサと13℃違う。ホテルのエアコンが天国です。このままずっとホテルで過ごしたいと、しばらくゴロゴロしていました。

ホテルの前の道を渡ると公園です。公園は城壁に沿って続いています。城壁の向こうに塔が見えます。ホテルの6階の窓から見えるのは旧市街です。あれは何?と指さした先はメスキータのミナレットと呼ばれる尖塔ということが分かりました。こうしては居られない気持ちでホテルを飛び出しました。

城壁の門
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公園に入ったとたん、かぐわしい香りがしてきます。この香りは何か後ほどお話しします。城壁の門をくぐるとユダヤ人街です。ほんとうに迷路のように道が入り組んでいます。おみやげ屋さん、レストラン、バルが入り組んだ道沿いに並んでいます。迷子になっても、あっちこっちのお店をのぞいてみたくなる楽しい街です。

この道から入りました。門から入ってすぐの横道です。
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ユダヤ人はレコンキスタ(再征服)終結後1492年に布告されたユダヤ人追放令によって追放されました。イサベルとフェルナンドがローマ教皇から「カトリック両王」の称号を賜る以前から、ユダヤ人やアラブ人は迫害されていました。イサベルは敬虔なローマカトリック教徒だったので、カトリック教徒以外は改宗させるか追放させました。法のもとに残虐行為を続けます。国を統一するためには、このような政策しかなかったのでしょう。


JUDIOSの通りを下るように歩くと、シナゴガSinagogaが左側にあります。係の人が門から顔を出して「見ていけば。」みたいなジェスチャーをしたので見学に行くことにしました。

ここから顔を出して手まねきしました。
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シナゴガ 0・3€
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ユダヤ教会です。
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イスラム文化素晴らしい!
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いくつもあったユダヤ教会も残っていません。小さな教会ですが、イスラム文化の漆喰装飾が綺麗に残っています。パティオのある教会です。

シナゴガを出て別の通りに出ると、建物の後ろにミナレットが突然大きくみえます。メスキータが近いことがわかります。まだ明るいのに午後6時10分です。すぐにでも行きたいところですが、メスキータの入場は閉館30分前の6時30分までです。残念ですが、明日ゆっくり観ることにします。ライトアップされた夜のメスキータは、3月~10月の月~土曜に開催されています。



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2020年3月10日

母です。

マスクで始まりマスクで終わる、そんな旅の話です。日本のマスクが不足していると知って、あわてて近くの薬局かスーパーに行ったものの一枚も手に入らないなんてことが続いています。マスクは補充されたのでしょうか?日本を発つとき、おみやげはスペインのマスクにしようと本気で考えたものです。 


アビラに着いてまず探したのが、ファーマシーこと薬局です。緑色の十字が光っているので、遠くからでもすぐわかります。「オーラ!」と店に入り、ジェスチャーで口のところを四角にします。これで分かってしまうところが素晴らしい。ナイナイと手を振っています。ないのよごめんなさい!の表情がわかります。


ほんとうにマスクないの?4軒目ですすめられたのが、口の中心に立体的な丸い筒のついたマスクです。防塵マスクに似ていました。日本では見慣れないので、拒否反応が出ました。ところがこのマスク、マドリード空港のあっちこっちで見かけることになります。


もともと重病人以外はマスクをしない国ですから。スペインに限らずヨーロッパやアメリカなどです。もしかしたらアジアを除く世界中がマスクをしないのかもしれません。マスクをしている人は重病人のレッテルを貼っているようなものです。嫌われるわけですね。こんな話を聞きました。年老いた母親にマスクをするようお願いすると、「恥ずかしくてマスクなんかできないわ。」と断られたとか。


セコビアもサン・セバスチャンも、マスクがありません。普段から薬局に置いてないのかもしれません。マスクをほしがる日本人は、危ないと思われても仕方ありません。日本にはマスクがないのですから。おみやげにマスクを!

サラゴサでマスクをゲット!1枚120円.
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サラゴサの薬局でマスクを見つけました。嬉しかったですね。薬局のおばさんが、「ウノ?ドス?」と聞くので2枚買うことにしました。1枚1€でした。高い!1枚120円です。10枚くださいとは言えませんでした。日本では新型コロナウィルス以前、60枚で480円の時代がありました。マスクが少なくなってきたころ、有名メーカーが1枚40円で売っていました。そのメーカーのことを、ぼろ儲けの極悪人呼ばわりしたものです。この薬局ではけして高額に売っているわけではなく、需要がないマスクはいつもと変わらない値段で売っていたのではないでしょうか。


マスクを見つけた喜びもつかの間、購買意欲がなくなってしまいました。100枚買ったら12,000円になります。マスクの様子も日本と違います。マスクをおみやげにしようなんて、間違った発想でした。


やはり日本のマスクは最高!ここは絶対にマスクをしたい場所があります。電車やバスの中、観光スポットや人混みです。コルドバで思い切ってマスクをすると、視線が集まりました。こんなに注目されなくてもいいのに。観光スポットでマスクをしていたら、自撮りするふりして「アジアのマスク人間と僕」みたいに撮られてました。はじめは自意識過剰かなと思っていました。マスクをしているのは私達だけなのでとにかく目立ちます。隠し撮りしたいくらい珍しかったのでしょうね。まさに「恥ずかしい!」です。


ホテルやレストランでは、マスクをすると迷惑になります。病原菌がいますと言っているようなものです。なかなか難しいですね。だからほとんどのところでマスクはできませんでした。マスクひとつで文化の違いがこれほどまでにあることが驚きです。

コロナウィルス怖い!マスクしたい!せめて手にアルコール除菌しながら帰国を待ちました。



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2020年3月10日

母です。

サンセバスチャンからサラゴサに向かうとき、バスが降下していくのがわかります。セコビヤからサンセバスチャンに向かうときは、平原をゆるやかに走っているように見えました。サンセバスチャンの緯度が高く、サラゴサが低いということでしょう。トンネルが4個ありました。山と谷が織りなす景色が今までにない美しさでした。

バスからの風景
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サラゴサではアルハフェリア宮殿を楽しみます。カトリック両王の居城となった城をゆっくり観賞してイサベルの痕跡を探してきます。

ピラール聖母教会
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1474年、イサベルはカスティーリャ・レオン王国の女王になりました。結婚して6年の月日が流れました。フェルナンドもアラゴン王国に戻り統治してはイサベルのもとに帰る生活でした。この頃からポルトガルに内乱が起き、フランスが介入して王位継承争いをすることになります。

ラ・セオ(大聖堂)
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幸せを願っていたのに、ごたごたに巻き込まれて結婚生活に支障はなかったのでしょうか。

イサベルは大好きな夫フェルナンドを、陰になり日向になり支え続けます。軍資金集めや支援者の獲得に奔走する毎日です。東西南北に馬を走らせ馬上の人になります。そのせいで、

懐妊しては流産の繰り返しです。ここまでするの、それで幸せなのイサベルと思います。

フェルナンドは戦いの戦略に秀で、統率力もありイケメンでした。浮気もたくさんします。でもイサベルは愛していると言うより、愛してしまったのです。

ピラール聖母教会からラ・セオを見る。
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1478年 第二子ファン誕生。1479年 ポルトガルと和睦。フェルナンド二世はアラゴン王に即位します。この戦争は、アラゴンの協力によって勝利できたのです。能力のある人と結婚したねイサベル。

イサベル一世とフェルナンド二世は、共同統治を許されます。1479年 ローマ教皇から「カトリック両王」の称号を賜りました。スペイン統一の瞬間です。

アルハフェリア宮殿
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アルハフェリア宮殿は、1492年レコンキスタ終結後教会に改築されましが、改修されカトリック両王の居城になります。王座があった二階の広間は松かさ装飾の各天井が見事です。イスラム教とキリスト教の建築様式が融合したムデハル様式の宮殿です。

ムデハル様式の建築がきれいです。
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松かさ装飾の各天井
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家系図
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中庭のオレンジの木
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地下から二階までいくつかの部屋がありましたが、カトリック両王の生活を感じさせるような物がなくガッカリしました。ムデハル様式の建築の素晴らしさは見事です。中庭のオレンジの木が当時のままに植えられていると聞き、イサベルの小さなこどもたちが遊ぶ姿を想像しました。長男ファン13歳、次女ファーナ12歳、三女マリーア10歳、四女カタリーナ5歳です。家族を大切にするフェルナンドを中心に、愛情あふれるイサベルの姿がそこにありました。

中庭
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この時代の二人は、カトリック両王として自信に満ち仲睦まじい夫婦でした。フェルナンド二世は浮気するけど、イサベルを尊敬し大事にしました。「君が一番だよ」オーラを常に出していたのでしょう。ずるいなぁと思うけど、本当にそう思っているように見えたら騙されたふりをするのもいいかもしれないですね。イケメン、モテ男のフェルナンド二世。イサベル、幸せな結婚だったの?


<時代は変わって1498年、母イサベル47歳の時です。ポルトガルに二度嫁いだ長女イサベルが、サラゴサのある宮殿で出産します。ミゲール王子を産んだ後に長女イサベルは亡くなりました。産褥死です。親としてこれ以上の辛いことはなかったでしょう。

サラゴサでのんびり出来なくなりました。コロナウイルスが危ない。スペインは、感染が1639人になりました。1日に609人増。なんとか帰国しなければ。


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