母です。

桜も満開!心も満開です。日本の春ってほんとにいいですね。ウキウキします。さて、ミュンヘンの闘病生活に戻ります。


・ホテルでできる治療法とは
 薬の処方だけでなく、食事の指導やホテルでできる治療方法も指導して下さいました。

1、1日に水2ℓ飲む。(スポーツ飲料は不可。)
2、消化の良い食事。(うどん、おかゆ、みそ汁など。)
3、生姜湯を作って飲む。(吐き止め効果あり。)
4、食塩入り蒸気を吸入する。(気管支を広げ、肺に空気が入りやすくする効果。)

 ここはミュンヘンですよね。そしてホテルの一室です。娘は、医師より指導された物がミュンヘンで調達できるかどうか、通訳人に相談していました。

・ドイツ語通訳人の女性
 通訳人は、日本の女性です。2~3日前に日本から戻ってきたばかりだそうです。ドイツ語の通訳をするだけでなく、病人を気遣って声掛けをしてくれます。保険会社との仲立ち役も引き受けてもらい、同伴者の要望を聞き、保険会社との連絡をスムーズに運んでくれました。また、不慣れな土地での案内人として心強い存在です。

・薬局と買い物
 娘と通訳人は、買い物に出かけました。

IMG_1856
ホテルを出ると左が教会。鐘の音が心を癒してくれました。駅まで歩いて15分くらい。

 まずは、薬局に行き処方された薬を受け取ります。代金は立て替えて支払い、帰国後 保険会社に請求できます。海外旅行保険に入っていたからこその安心です。
 消化の良い食べ物を買いにスーパーへ。医師は、日本人の食生活を良く知っていて、うどん、おかゆ、味噌汁を選んで下さいましたが、ミュンヘンにあるのでしょうか?あっちこっちのスーパーをみてまわったそうです。怪しげなアジア人の店で、UDONのパッケイジのカップヌードルを購入。通訳人が食べたことがあり、だいじょうぶと言ってくださった商品です。味噌汁も購入。トルコ人の店で、生姜とバナナを購入。
 台所用品は、1€ショップへ。まな板、包丁、プラスチックのボールを購入。通訳人の道案内で、買い物がスムーズに出来たようです。感謝します。

・治療に効果がある。
 ホテルの一室に、生姜を刻む音がひびきます。カップに入れて、お湯をそそぐと生姜湯の出来上がり。吐き止めに効果あり。生姜の良い香りがしますが、口に近づけるとむかむかします。娘が一生懸命作ってくれた生姜湯です。少しでも多く 飲まなければ。
 プラスチックのボールに塩を大さじ2杯くらい。熱湯をそそぐと蒸気が上がり、数分間は蒸気を吸ったり吐いたりできます。呼吸が楽になるように。1日3回くらい蒸気を吸った方が良いとのこと。まだ、症状は変わりませんが、何としても回復したい思いです。

IMG_1850
この洗面所を台所がわりに、娘が生姜を刻んでました。

 このときはまだ、ミュンヘンの街の様子など知る由もなく、近くでなる教会の鐘の音が妙に心にしみました。このホテルで闘病生活を送らなければならない自分を恨めしく思うのでした。次号へ。



♪にほんブログ村に参加しています!いいね!と思う方はクリックで応援お願いします♪


にほんブログ村