シテから見るコンタル城

イタリアから南フランス旅行13日目カルカソンヌ観光

カルカソンヌは中世の城塞都市。世界遺産だけあって圧倒的な歴史の重み。そこに沈む、さまざまな人生の喜びや哀しみ。堅牢なコンタル城、カタリ派、十字軍、静謐な祈り。今回はコンタル城を中心にお届けします。

イタリアのローマ、フィレンツェ、ヴェネチア、ミラノと古代遺跡や美術館をまわり、南フランスへ。
ニース、エクスアンプロヴァンスを経て、今日が13日目のカルカソンヌとなった。
イタリアでは猛暑であったが、南フランスに入った頃より暑さも落ち着き過ごしやすくなった。と同時に体力もエネルギーチャージ。今日は、後半戦の山場、カルカソンヌの「シテ」だ。

8:30 起床 良く寝た。今日はいよいよコンタル城へ
朝食は軽く済ませた。
朝食後、タクシーでシテ内のホテルへ。下街のホテルからタクシーでシテのホテルへ、途中、シテへ徒歩で向かう人が大勢いた。
タクシーはシテの入口の門まで、そこから宿泊客はホテルまで自動車での送迎。まづはチェックイン。
落ち着いた雰囲気と内部は重厚感のあるホテルだ。
エクスアンプロヴァンスのピゴネに続いて、5星ホテル。旅行計画中最も楽しみにしていたホテルの一つ。
部屋の窓から、サン・ナゼール・バジリカ聖堂が目の前に見えた。

ホテル:オテル デュ ル シテ(Hotel du la Cite)5星ホテル。一人一泊¥20,615。ファミリールーム(スタンダードツインサイズベッド、2部屋)日本で事前予約、支払い。

【ホテル:オテル デュ ル シテ】
シテホテル

ホテルのプレート


ホテルラウンジ

ホテル廊下

ベッド

客室内

バスルーム

【部屋の窓から見えるサン・ナゼール・バジリカ聖堂】
部屋の窓から見える聖堂


10:00 コンタル城へ

10:00 ホテル・シテに荷物を預け、コンタル城へ。(入場料€9)
「コンタル城へはこの道まっすぐ、近くです」とホテルのフロント。ホテルを出ると多くの人が城の方へ流れている。城門を入ると、チケット売り場に結構並んでいた。まだ早い時間だから良かったが。

【コンタル城入口の大勢の人】
コンタル城入口

【コンタル城のチケット売り場】
チケット売り場

コンタル城は11世紀から13世紀に建造された城で、城壁上部は通路や防戦用の櫓が残っており、かつて、ここで十字軍と戦ったのかと感慨深いものがある。また、至る所に「銃眼」(日本の築城用語では狭間(はざま、さま)と呼ばれた・縦に長くスリットが入っている窓)があり、ここから矢を射っていた場面も想像できる。
また、何と言っても城壁の上から眺める景色は絶景。丘の上からだから下街の全景がパノラマになる。この地方の美しい色彩だ。

【コンタル城へ入城】
城内への橋


城塞の上

城内は完全に中世。狭い階段を上がったり、櫓があっり。かと思うと曲がりくねった城壁の上に出たり。

城塞上の繋ぎ

城塞通路

城塞から櫓

急な階段

銃眼

【各種案内プレート】
シテ案内板1

シテ案内板2


12:00 昼食:ランチLa Barbacane

ランチは評判であったので日本で予約。La Barbacane南仏料理(一人€39 グラスワイン込み)
レストランの内装は重厚な調度品で囲まれ高級感を醸し出しいる。
料理は細かな窪みが沢山あるプレートに野菜、果物、パテなどを盛ったもの。コンソメのジェリー状の上にアヒル肉やハーブ、キノコをあしらったもの。すごく上品で深い味わいだった。メインは、穀類とラム肉、パテが積み重なったもの。ブラウンソースが複雑な味で全体をコントロールしていた。白ワインは鉱物系の香りで美味しかった。

【レストランLa Barbacane】
レストラン外観

【レストラン内】
レストラン内部


料理1

料理2

料理3

料理4

14:00 ホテルチェッイン後、シテ内散策

【 サン・ナゼール・バジリカ聖堂(BASILIQUE  ST-NAZAIRE)とステンドグラス】
宿泊したホテルのすぐ隣にこの聖堂があり、見るからに立派な堅牢な感じだった。
 サン・ナゼール・バジリカ聖堂は11世紀から13世紀にかけて建造された、ロマネスク建築とゴシック建築が融合した建築物。
ステンドグラスは「南仏にあるものの中で最も美しいもののひとつ」と称えられているそうだ。実に美しいという表現しかない。また、パイプオルガンは古く1522年に製作されたもので、国宝に指定されている。とのことだ。

【サン・ナゼール・バジリカ聖堂】
聖堂外観

【サン・ナゼール・バジリカ聖堂のステンドグラス】
聖堂ステンドグラス

聖堂内部2

聖堂マリア像

聖堂プレート


シテ内の様子

【シテ内、馬車ツアーのコースでもある】
シテ内風景

【伝説の井戸】
伝説の井戸

【ホテルシテ内のレストラン】
シテ内風景2

シテ内風景3

【名物・みやげ】

ナイフなどの刃物を扱っている店が多かった。店に入ってみると、各種ナイフなどの刃物、金属製品がところ狭し。ナイフは見るからに切れそうな、また、素晴らしい装飾が施されたものが多かった。
その中で、毎日のようにお世話になっているワインオープナーが目に付いた。
恰好良く言えば「ソムリエナイフ」。聞けば「ラギオール」という近くの都市が世界中で有名な生産地だそうだ。普通のものよりしっかりしていてズッシリ重い。やや高価だが、機能も抜群で二段階の開栓。力を入れずに簡単にコルク栓が開けられる。

お土産の剣

【金属、刃物製品が多い】
お土産金属製品

粗挽き肉のソーセージ。これは何と言っても最高に旨かった。表面は日本のソーセージのように水分は多くなく、手でもってもべたつかないパリパリとした触感。味は多少塩分が強く濃厚な味。舌触りは粗挽きで肉の感触を楽しめる。
【豊かなソーセージ群】
お土産ソーセージ

お土産各種ソーセージ

コルク製品も有名らしい。コルクを特殊な加工をして財布やバッグがある。コルクと聞くと弱い感じがあるが、店の人によると、かなり丈夫とのこと。財布を買った。財布のサイズはユーロ紙幣を想定しているものが多いので、日本の一万円札を入れて確かめた方がいい。
その他、キャンディーやアパレルが多かった。

【コルクでできたバッグ】
コルクのバッグ

お土産キャンディー

お土産置物1

お土産置物1

お土産人形

お土産食品

お土産キャンディー各種

お土産店内部

17:00 馬車ツアー(一人€8)
シテ内を20分くらい馬車に乗って散策。御者が要所要所、解説してくれのだがフランス語でまった分からず。

馬車乗り場プレート

馬車正面

馬車側面


馬車遊覧1

馬車遊覧2


18;00 夕食 シテ内のカスレ店へ

旅行前から「カスレ」を食べたいと思っていた。鴨のコンフィの入った白いんげん豆を煮込んだ郷土料理。
Wikipediaによると「カスレ(フランス語: cassoulet、 オック語: cacolet)はフランス南西部の豆料理。豚肉ソーセージや羊肉、ガチョウ肉、アヒル肉等と白インゲンマメを、料理の名前の由来にもなったカソール(cassole)と呼ばれる深い土鍋に入れ、長時間煮込んで作る豆のシチューあるいはキャセロールである。」とのことだ。

夕食レストラン外観

【カスレ】
カスレ

料理1

料理2

19:00 さらに夜の散策へ

日没のカルカソンヌ

【ライトアップされた城塞】
ライトアップのコンタル城1

ライトアップのコンタル城2

【夜の旧市街】
ライトアップのコンタル城3

【聖楽隊】

夜間にシテ内を散策していた時、偶然、聖楽隊の行列と遭遇した。先頭に聖楽隊とその後ろに街の人の行列で、ロウソクを灯し讃美歌を歌いながら、ゆっくり行進していた。讃美歌の歌声が美しく響き、ロウソクの灯りが幻想的な雰囲気を醸し出し、周りを清廉な風で浄化して行く感じがした。
そして、隊列は街からシテに入り、最後はサン・ナゼール・バジリカ聖堂に入った。
後日調べたら、黒マリア像(ラ・モレネータ)礼拝の列と分かった。復活祭から10月15日までの毎晩行われるらしい。

聖楽隊1

聖楽隊2

今日は、心洗われる讃美歌で終わった。幸福。
明日は、赤ワインが楽しみなボルドーだ。

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