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(雨晴海岸の女岩と立山連峰)

富山に行ってきました‼
父です。3泊4日で富山に行ってきました。
富山は「近い」、「旨い」、「美しい」。三拍子揃ったところなので行ってきました。
「近い」は、最寄り駅が大宮駅なので、富山駅まで北陸新幹線「かがやき」だと1時間45分。料金も早割り(トクだ値14)だと30%OFFの8,620円(通常は12,330円)
「旨い」は、とあるアンケートでは鮨がうまい都道府県ナンバー1。それに水と米と気候が生み出す数々の名酒。富山湾地魚の富山鮨は勿論だが、氷見牛、氷見うどん、ブラックラーメン、鱒ずしも食べたい。
「美しい」は雪を冠った立山連峰を背景にした景色は最高。港や歴史ある街並み、由緒ある寺院もいい。
また、2025年1月7日にアメリカの「ニューヨーク・タイムズ紙」が「2025年に行くべき52カ所」を発表し、その中で富山が選ばれた。三拍子+海外からの評価も加わった。

1日目 3月12(水) 曇り 16-3℃
今日の前半は新湊港、内川の町並み観光と新湊きっときと市場での海鮮料理。
後半は、高岡に移動し、高岡大仏と山町筋・金屋町めぐりの行程とブラックラーメン。

さて、シュッパツだ
ということで自宅から大宮駅へ。大宮駅9:06発(北陸新幹線はくたか555号)富山駅に11:20着。2時間14分。料金も早割り(トクだ値14)で30%OFFの8,620円(通常は12,330円)

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(北陸新幹線はくたか)

車内で早速缶ビール。大宮エキュートで買ったドイツビールのカプツィーナ ヴァイツェンとビーフジャッキーで旅の始まりを祝う。

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(車窓から)

新幹線は久しぶり。車内は広いので座席にスーツケース(小サイズ)置いても大丈夫。快適だ。
長野県に入ると雪山が間近かに見え、いろいろな表情を見せてくれ楽しめた。

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酔っている暇もなく富山駅に到着。荷物を富山駅のコインロッカーに預けた。中型で600円。百円玉がなく両替機を探していたら係員の方がいて両替してもらった。
駅中央付近のロッカーは満杯だったが、市内電車(路面電車)側はかなり空いていた。

新幹線と同じ構内の「あいの風とやま鉄道」に乗換。富山駅11:50発、高岡駅に12:07着。390円、Suica利用可。

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(あいの風とやま鉄道)

到着した高岡駅から徒歩3分のところにある路面電車(万葉線)に乗換。

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(万葉線)

高岡駅12:15発、東新湊13:00着。400円、現金のみ。乗車時(後乗り)に整理券を取り、降車時(前降り)に現金払い。
路面電車は45分間ゆっくり町の様子が見えいい感じ。

新湊に着いたぞ
「新湊きっときと市場」で刺身、海王丸、新湊大橋を見る

東新湊駅に着き、800m(徒歩10分)で「新湊きっときと市場」がある。

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(新湊きっときと市場)

市場館内は、海鮮市場、お土産店、レストラン、浜焼きコーナーもある。休館日があるので事前確認した方が良い。
海鮮レストラン「きっときと亭」で店お奨めの海王丼3,000円と特別本醸造の立山(砺波市の地酒)200mL、600円を戴く。

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(きっときと亭)

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(海王丼3,000円)

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(特別本醸造の立山 200mL、600円)

甘エビ、カニ、ブリ、マグロ、サーモン、イカ、ホタテ、鯛、イワシ、イクラ、ウナギ、ネギトロの12種盛り。刺身と日本酒の組み合わせは最高だね。こりこりの刺身の脂を清酒で隈なく洗い流す。
特に甘えびの甘さは強く旨かった。ブリ、サーモンも脂が乗り旨い。
窓側の席では立山連峰を見ながら食事を楽しめる。

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(店内から立山連峰を望む)

少々、酒が入りいい気分。観光に出かけよう。
新湊港、内川の町並み(2時間・5km)
港へぶらぶら、海王丸(帆船)や新湊大橋をみる。海王丸は帆が張られていなかったのが残念。

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(海王丸)

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(新湊大橋)

浜風に吹かれ、遠方に立山連峰があり、その清楚な姿に清々しい気持ちになった。

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(港から立山連峰を望む)

「川内エリア」の散策

港からはやや引き返す感じにはなるが、日本のベニスと呼ばれる「川内エリア」の散策。
北前船の中継地として栄えてきた町で、内川は、富山新港から東西約3400メートルを結ぶ運河。
屋根のある橋(東橋)など、いろいろな橋があり面白い。

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(東橋)

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(山王橋)

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(神楽橋の上から立山連峰を望む)

高岡に向かう 大仏と山町筋・金屋町めぐり

高岡大仏

次に、高岡市内観光(2時間・3km) に向かう。最寄りの新町口駅(万葉線)から乗車。

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(万葉線 新町口駅)

新町口駅(万葉線)15:15に出て、30分位で高岡大仏の最寄り駅の坂下駅に着。運賃400円
高岡大仏まで300m(徒歩4分)。坂下駅から遠くに大仏が見えた。

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(坂下駅から大仏が小さく見える)

高岡大仏は高さ16m、大佛寺にある。1933年造立。料金は志納。
「日本一の美男と呼ばれる阿弥陀如来坐像」だそうだ。
Wikipediaによると、歌人の与謝野晶子が高岡を訪れた際に、高岡大仏を「鎌倉大仏より一段と美男」と評した。まあ、美男というより堂々としている。
奈良、鎌倉、高岡の大仏は日本の三大仏と呼ばれている。今日で三大仏全部参拝した事になる。

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(高岡大仏)

台座の内部には回廊があり色々な展示物がある。

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(回廊内部)

大仏の右側にカフェ amida coffeeがあった。季節のブレンド(しっかりめ)を注文
コーヒーブレイクの後、山町筋、金屋町めぐりへ出発。

山町筋、金屋町めぐり

山町筋は土蔵造りの町並み、金屋町は千本格子の家並み、ともに重要伝統的建造物群保存地区。
富山県観光公式サイト「とやま観光ナビ」によると、山町筋は加賀前田家二代当主前田利長が高岡開町に際し、近隣の城下町から町人を招いて北陸道沿いに商人町を造ったことが始まりで、高岡は江戸期から明治期にかけ物資集散の拠点として発展し、中でも山町は商業活動の中心であった。

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(山町筋の家並み)

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(山町筋の家並み)

金屋町は高岡鋳物発祥の地。
「千本格子の家並み」石畳と千本格子の家並みだ。

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(石畳と千本格子の家並み)

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(石畳と千本格子の家並み)

観光スポットとしては、他には次のようなものがあるようだ。
鋳物工房 利三郎 鋳物づくりを気軽に体験できる。
大寺幸八郎商店 茶房ギャラリーおおてら 高岡銅器や錫製品を中心に取り扱う老舗店。
「高岡市土蔵造りのまち資料館(旧室崎家住宅)」定休日:火曜日、9:00から16:30、高校生以上 300円
高岡御車山会館「高岡御車山祭」をテーマにした博物館。
なお、冬季休館、平日の利用は事前申込制などあり、確認のこと。

帰りは、金屋町から高岡駅まで徒歩20分位と距離がある。

高岡18:20発(あいの風とやま鉄道)で富山18:38着

ブラックラーメン

夕飯はブラックラーメン。食べログで評価が良い「一心」 富山駅前本店」に入店。
富山地鉄ビル前とあるが裏の方なので多少距離があり、分かりずらいので注意。

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(一心 外観)

せっかくなので、一心ブラック特製ラーメン(1400円)を注文。

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(一心ブラック特製ラーメン(1400円)

ブラックラーメンは一度、東京で食べたことがあるが、ただ塩辛いだけで美味しい印象はなかった。
しかし、さすが本場とあり、スープは程好い塩辛さであり、旨味がある。この旨味で飲み干してしまった。チャーシューはボリュームがあり、柔らかい。そして、何といっても半熟卵の色が素晴らしく良い。金色。化学調味料を一切使用していないと謳っていた。
ホテルの大浴場にゆっくり浸かりたい入りたいので、今は呑まない。我慢、我慢。

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(メニュー・ブラックラーメン)

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(メニュー・氷見煮干しラーメン)

ホテルへ

一心から駅構内へ戻り、風呂上りに部屋で呑むため、つまみ、缶ビールを仕入れる。
「とやマルシェ」はお土産など多数の品揃えがあり利用できる。

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(とやマルシェ)

コインロッカーから荷物を出し、今晩のホテルへ。途中ライトアップされた富山城が目を引いた。

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(ライトアップされた富山城)

ドーミイン富山チェックイン。富山駅から徒歩15分。大浴場がある。一泊8,370円(朝食1800円込み)
大浴場はあまり大きくはないが何か懐かしいような静かな雰囲気があり、ゆっくりできた。
室内は価格相当で広くはないが清潔でコンパクト。私には十分。

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風呂上りに缶ビールを一気呑み。持ってきたバーボンを水割りでじっくり味わった。(ホテルに製氷機あり)今日は23,300歩。まあ、大浴場に浸かったからそれほど疲れは感じない。
明日は期待の居酒屋・吟魚(富山)だ。タンと喰い、呑もう。