2025年 1月 6日(月)

ポルトガル入国審査
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オーストラリア ブラジル カナダ 韓国 アメリカ 日本 ニュージーランド イギリス シンガポール ベネズエラの国の人は入国審査の場所が別です。

<ポルトガルの入国> 

入国カードの記入は不要です。(紙の入国カードを廃止している。)
〇入国審査の時、パスポートの提示が必要です。


エミレーツ航空 EK191の後部座席だったので、飛行機から降りるのが最後でした。入国手続きをするだけだから、ゆっくりでいいねと入国審査に向かう列も最後でした。

列はEU加盟国とその他に分かれて進んでいきます。ギザギザの列はどこまで続くのか、ロープを張り巡らした通路をしばらく進むと行き止まりになります。

EU加盟国以外の、その他の人々が大きな構内にあふれかえっています。これらの人数の入国審査は、かなりの時間がかかりそうです。

その時です。大きな看板が目に飛び込んできました。この看板にある国の人は別ルートで入国審査に向かうことができます。

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こういった入国審査に関する事情は、事前に調べてもわかりませんでした。EU加盟国以外のその他の国の中から10か国が別ルートで入国審査できます。

何故か今も良く分かりませんが、最後尾の列に並んだ者にとってはラッキーな出来事でした。

入国審査はすごく簡単でした。パスポートを提示したら、係員が国と本人の顔を確認するだけでOKでした。「こんにちわ。さよなら。」と言われ、とてもフレンドリーな対応でした。

荷物の回収も別の場所です。ターンテーブルに私たちのスーツケースが2個残っていました。待つこともなく、すいすい手続きができました。


<日本とポルトガル>その影響

ポルトガル人が種子島に漂着したのが1543年。ポルトガル人によって火縄銃が伝えられ、南蛮貿易が始まります。カステラ、カッパ、カルタ、コンペイトウ、コップ、パン、ボタンなど日本語として定着しています。

「カステラ」は、スペインの「カスティーリャのお菓子ですよ。」と紹介したところ「カステラ」の
名前になったと言うから面白いです。

「コンペイトウ」は、ポルトにもリスボンにも売っていませんでした。日本の「金平糖」は、日本に
より美味しく定着して駄菓子屋さんに今も売っています。

アズレージョのタイルをたくさん見ました。
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マヌエル様式の装飾 ロープの結び目(レガイラ宮殿)
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大航海時代に「植民地帝国」となったポルトガル。日本の4分の1の国土でありながら世界商業の中心となり、当時の豊かな経済力が都市のいたるところに見られます。もっとじっくり散歩したいものです。

シントラ、ポルト、リスボンを巡ってまだまだ見たりない場所があまりにも多くありますが、ポルトガルの文化にほんの少し触れることができました。

今回の「ポルトガル さんぽ」は、ポルトガルで1番食べたかったシーフードライスを食べることが
できました。満足です!親切で優しかったポルトガルの方々本当にありがとうございました。