2020年3月15日

母です。

昨日、3月14日に帰国しました。ご心配をおかけしました。スペインの感染者は、3月11日に1639人~帰国日13日には2900人を超す勢いでした。空を飛んで日本に帰りたい気持ちでした。無事帰ることができてホットしています。自主的に、2~3週間自宅待機です。新型コロナウイルスの恐ろしさを身にしみて感じています。

イサベル女王のステンドグラス
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フェルナンド王のステンドグラス
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「イサベルのいた町」の旅行記を断念せざるを得ませんが当然の結果です。世界が平和に戻ることが出来たときにまたスペインを訪れたいと思います。断念した旅行スケジュールを書いて完結します。何年か後にリベンジできることを祈って!

スケジュールと地図
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◎3月13日 ロンダ パラドール ロンダ泊・・・・・深い渓谷の上に町があります。絶景と言われています。ワインの産地でバルも多く期待できます。ロンダからバスで「セテニル」へ。1484年フェルナンド王がイスラム教徒から奪還します。イサベル女王はここで早産します。亡くなった王子セバスティアンがこの村の守護聖人です。


◎3月15日 マラガ パラドール マラガ泊・・・・・コスタ・デ・ソル(太陽の海岸)の町。画家パブロ・ピカソが生まれ育った町です。

◎3月17日 グラナダ マーキスホテル イサベラ泊・・・・・2度目のグラナダです。フラメンコを見たり楽しい夜を過ごす予定。この町は、イサベル女王とフェルナンド王にとって重要な町になります。1492年グラナダ陥落。780年ぶりにレコンキスタ(再征服)が終結します。アルハンブラ宮殿をイサベルは愛し、家族で住みます。三女マリーアは、ポルトガルとの代理結婚式をします。四女カタリーナは、イギリスに嫁ぐとき紋章にザクロの実を図柄にします。王室礼拝堂に、イサベルとフェルナンド、娘ファーナと夫フェリペ、長女イサベルの息子ミゲール王子の墓があります。


◎3がつ19日 トレド ウジェニード モンティジョ オートグラフコレクション泊・・・・・画家エル・グレコが後半生を送った町です。キリスト
、ユダヤ、イスラムの3つの文化が融合しています。1479年次女ファーナが生まれます。また次期スペイン女王ファーナ妃が認証式を行いました。かつてカスティーリャ王国の国民議会が開かれる重要な場所でした。今でもカテドラルは、スペイン・カトリックの総本山になっています。


◎3月21日 マドリード ホテル リアベニ泊・・・・・イサベルの兄エンリケ王が病気療養のため住んでいました。この地で49歳で亡くなります。エンリケ王はマドリードで対外的に、娘ファーナ妃の王位継承者の正統性を誓うことになります。(実の娘ではないと、誰からも信用されていないため)


◎3月22日 帰国

カスティーリャ・レオン王国の載冠式
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イサベル女王
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最後に「イサベルのいた町」の旅行記を書くにあたって、参考にさせていただきました文献及び映像に感謝いたします。

○「イサベル~波乱のスペイン女王」 チャンネル銀河 ○「スペイン女王イサベル」 小西 章子 ○「地球の歩き方 スペイン」 ○「るるぶスペイン」 ○「地図で訪ねる歴史の舞台」 帝国書院



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