2020年3月12日

メスキータ、ローマ橋、アルカサル
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パンフレットより転載

母です。

グアダルキビル川に沿って歩いていると、右手にアルカサルが見えてきます。坂を上りきったところに標識がありました。左の建物がアルカサルです。がっしりとした頑丈そうな王宮です。エレガントな王宮を勝手に想像していたものですから、ある意味圧倒されました。

左がアルカサルです。
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アルカサルの入口へ。
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ここでチケットを買います。4・50€
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小さな入口から入ります。
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アルカサルとアラブ式庭園
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パンフレットより転載


入口から入ってすぐの所にパンフレットの自動券売機があり、3€で買いました。石作りのうす暗い通路を歩きます。この建物のどこかにイサベルの家族が住んでいたのですが、公開されていたのは2室だけでした。

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パンフレットより転載

こんな通路もあります。
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ローマ風呂
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アルカサルはイスラム王の宮殿跡地に14世紀に建設されました。アラブ式の庭園が見事です。オレンジの木が多い中庭や池や用水路。花々が咲き乱れています。

オレンジの木の中庭
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このころのイサベルは、国の復興にグラナダ攻防戦に馬を飛ばし国中を駆け回っていました。スペイン王家は、まだ首都を定めていませんでした。だから一男四女を連れて育てながら各地をまわりました。政務の合間に少しでも時間を作り、子供たちに大きな愛情を注ぎました。(三女マリーアを1482年にコルドバで出産しています。)
コルドバのアルカサルに住むのは、1486年ころからです。グラナダ攻略の拠点にしていました。コロンブスがカトリック両王と謁見するのもアルカサルです。


クリストファー・コロンブスは、イサベルと同じ1451年ジェノバ生まれ。古代ギリシャの時代から、世界はヨーロッパ、アジア、アフリカの3大陸からなると考えられていました。コロンブスはインディアスとジパングを探すために、イサベルに支援の認可を願い出ました。
1486年から1492年のグラナダ陥落までの6年間交渉を続けました。1492年カトリック両王に航海の許可得て、8月3日パロス港を出港。結果的には、新大陸発見の偉業を成し遂げました。


アルカサルのイサベルは、グラナダ奪還のために軍資金、兵器、兵員集めに奔走します。スイス、ドイツ、ポーランド、フランスから、大砲や鉄砲を調達します。軍事行政能力に優れていました。グラナダ陥落により780年ぶりのレコンキスタ(再征服)を終結させました
超人的な女性としか言いようがありません。もちろんフェルナンドの軍事力も絶大です。


 ④に水車を設置する
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パンフレットより転載

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パンフレットより転載


イサベルは治水事業を行い、アルカサルにも豊富な水を引きました。グアダルキビル川に多くの水車を設置しました。様々な能力を発揮し生活を豊かにするところが素晴らしいです。褒めても褒めたりないくらい優れた女性です。

しかしグラナダを奪還しキリスト教による国民統一をしますが、17万人ものユダヤ人を追放するか改宗させました。かなり強引な方法で実行しました。残虐な女王の一面をみました。
アルカサルは、後に異端審問の宗教裁判所としても使われます。王宮が拷問などの血なまぐさい場所に変わります。
オレンジの花の香りがするコルドバの町にイサベルはいました。



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