2020年3月10日

母です。

マスクで始まりマスクで終わる、そんな旅の話です。日本のマスクが不足していると知って、あわてて近くの薬局かスーパーに行ったものの一枚も手に入らないなんてことが続いています。マスクは補充されたのでしょうか?日本を発つとき、おみやげはスペインのマスクにしようと本気で考えたものです。 


アビラに着いてまず探したのが、ファーマシーこと薬局です。緑色の十字が光っているので、遠くからでもすぐわかります。「オーラ!」と店に入り、ジェスチャーで口のところを四角にします。これで分かってしまうところが素晴らしい。ナイナイと手を振っています。ないのよごめんなさい!の表情がわかります。


ほんとうにマスクないの?4軒目ですすめられたのが、口の中心に立体的な丸い筒のついたマスクです。防塵マスクに似ていました。日本では見慣れないので、拒否反応が出ました。ところがこのマスク、マドリード空港のあっちこっちで見かけることになります。


もともと重病人以外はマスクをしない国ですから。スペインに限らずヨーロッパやアメリカなどです。もしかしたらアジアを除く世界中がマスクをしないのかもしれません。マスクをしている人は重病人のレッテルを貼っているようなものです。嫌われるわけですね。こんな話を聞きました。年老いた母親にマスクをするようお願いすると、「恥ずかしくてマスクなんかできないわ。」と断られたとか。


セコビアもサン・セバスチャンも、マスクがありません。普段から薬局に置いてないのかもしれません。マスクをほしがる日本人は、危ないと思われても仕方ありません。日本にはマスクがないのですから。おみやげにマスクを!

サラゴサでマスクをゲット!1枚120円.
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サラゴサの薬局でマスクを見つけました。嬉しかったですね。薬局のおばさんが、「ウノ?ドス?」と聞くので2枚買うことにしました。1枚1€でした。高い!1枚120円です。10枚くださいとは言えませんでした。日本では新型コロナウィルス以前、60枚で480円の時代がありました。マスクが少なくなってきたころ、有名メーカーが1枚40円で売っていました。そのメーカーのことを、ぼろ儲けの極悪人呼ばわりしたものです。この薬局ではけして高額に売っているわけではなく、需要がないマスクはいつもと変わらない値段で売っていたのではないでしょうか。


マスクを見つけた喜びもつかの間、購買意欲がなくなってしまいました。100枚買ったら12,000円になります。マスクの様子も日本と違います。マスクをおみやげにしようなんて、間違った発想でした。


やはり日本のマスクは最高!ここは絶対にマスクをしたい場所があります。電車やバスの中、観光スポットや人混みです。コルドバで思い切ってマスクをすると、視線が集まりました。こんなに注目されなくてもいいのに。観光スポットでマスクをしていたら、自撮りするふりして「アジアのマスク人間と僕」みたいに撮られてました。はじめは自意識過剰かなと思っていました。マスクをしているのは私達だけなのでとにかく目立ちます。隠し撮りしたいくらい珍しかったのでしょうね。まさに「恥ずかしい!」です。


ホテルやレストランでは、マスクをすると迷惑になります。病原菌がいますと言っているようなものです。なかなか難しいですね。だからほとんどのところでマスクはできませんでした。マスクひとつで文化の違いがこれほどまでにあることが驚きです。

コロナウィルス怖い!マスクしたい!せめて手にアルコール除菌しながら帰国を待ちました。



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