個人旅行大好き!村山さんちの家族旅行記!

ツアーを予約して、集団でゾロゾロ海外で観光。帰国して、思い出すことはなんですか? そういえば、何したっけ? そんな経験ありませんか? そうです。添乗員に着いていくのはラクですが、そんなに覚えてないことが多いんです。さらに、 そこは興味ないんだけど^^; ってことないですか? どうせなら、自分が本当に興味あるとこだけ、訪れたいですよね!? そんな方に読んで欲しい、完全個人手配の旅行記です!

2025年02月

2024年 12月 28日(土)

コンデス デ アゼベド宮殿 アパートメント
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<ホテル紹介>

2024年 12月 28日 宿泊 ~2025 1月 1日

Condes de Azevedo Palace Apartments ☆5 Booking評価9.2 72㎡

デラックス アパートメントです。キッチンには、電子レンジ、食器洗い機、冷蔵庫、洗濯機、必要なキッチン用品あり。その他エアコン、トイレ2か所など快適な生活ができる用具あり。

コンデス デ アゼベド宮殿は、17世紀~18世紀に建てられました。新古典主義のファサードは、
壮大さが特徴と言われています。


立地場所はドン・ルイス1世橋まで下るヴィマラ・ペレス大通りを中心に、右にポルト大聖堂左に宮殿があります。サライヴァ・デ・カルヴァ—リョ通りです。角にスターバックスがあるので分かりやすいです。

大聖堂も宮殿もドウロ川を下に望む絶壁に建っています。まるで山の尾根に位置しているような錯覚をしてしまいます。急斜面の下にサン・ベント駅があります。

<ルームツァー>

玄関より左に台所
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右にリビングルーム
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リビングルーム
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水まわり
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トイレ①
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トイレ②
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ベッドルーム
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ダイニングテーブル
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ダイニングキッチン
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洗濯機
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食器洗い機
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電子レンジ
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私たちの部屋は、2階の角の部屋です。エレベーター利用可で、とても便利に使わせてもらいました。
通りから玄関まで、石段を20段ほど上ります。アパートメントの中はバリアフリーでした。

窓からの眺望
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窓から素晴らしい歴史的建造物が見えます。旧市街の城壁の一部が残っていて、小さな公園になっています。(Torres da Muralha Fernandina )

城壁
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ポルトの有名な作家 アルナルド ガマの記念碑
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アルナルド ガマの銅像にカモメが止まっています。この辺りはカモメが多く見られます。
城壁沿いに下りて行くと、行き止まりにケーブルカーの線路がトンネル越しあります。ドウロ川沿いのカイス・ダ・リべイラ地区に下りるケーブルカーの線路です。その先に見えるのがドン・ルイス1世橋
です。


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公園から横断歩道を渡ってすぐ、ケーブルカーの乗車口まで下りるエレベーターがあります。市電22番の終点もその向かいにあります。

健脚の人は宮殿の向かいのサンタ・クララ教会の脇の急斜面を下りてドウロ川に出るようです。あまり整備されてない石段で、とにかく急斜面なので歩きやすい靴で下りることをお勧めします。ドン・ルイス1世橋の側に出ますので、途中の景色がいいと思います。


コンデス デ アゼベド宮殿は、遺跡や著名な建造物が立ち並ぶ場所に位置しています。


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2024年 12月 28日(土)

ポルト カンパニャン駅
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天気予報は晴れ
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4泊5日のポルトの天気予報
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日本気象協会より転載

毎日いい天気が続いています。午前中は5度~6度でけっこう寒いです。悪夢のようなFlixBusに揺られ
ポルトのカンパニャン駅に着きました。

カンパニャン駅のバスターミナルは、カンパニャン駅の中にあるはずです。エレベーターを上ったり下りたりして、サン・ベント駅行きの乗り換え口を探しましたが見つかりませんでした。電車の案内がないので、探しようがありません。運よく駅の外のタクシー乗り場に出ました。タクシーでアパートメントホテルまで行くことにしました。チップ込みで、€12でした。

タクシーに乗って大正解でした。アパートメントホテルはポルト大聖堂の近くにあり、サン・ベント駅からは急勾配の坂を400m上ることになります。スーツケースを持って歩くには厳しかったと思います。

サンタ・カタリーナ通り 遊歩道になっています。
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荷物をほどく間もなく、買い出しに出かけました。アウグスト・ローザ通りのやや緩やかな坂を上ると
途中バスターミナルがあります。その先から急に視界が開け賑やかな広場になります。バターリャ広場です。

ホテルやレストランが軒を連ねています。市電のレールの向こうに小さなクリスマスマーケットがありました。

サント・イルデフォンソ教会  アズレージョのタイルが綺麗
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<サント・イルデフォンソ教会>

バターリャ広場の近くにサント・イルデフォンソ教会が堂々と建っています。1739年に完成した
教会は、プロトバロック様式です。アズレージョのタイル細工のファサードが特徴です。

サンタ・カタリーナ通りは遊歩道になっています。ミュージシャンや大道芸人がいる時は、特に混みあっています。

マジェスティック カフェ  めずらしく長蛇の列がない
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かなりお高めのメニュー表
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マジェスティック カフェの辺りから、アルマス礼拝堂までかなりの人混みで真っすぐ歩くのが困難でした。今日は12月28日土曜日です。多くの人が冬休みでお買い物に出かけたのでしょう。または
私たちのような観光客が押し寄せているのかもしれません。

<アルマス礼拝堂>

聖カタリーナにささげられた小さな礼拝堂
。美しいアズレージョは、聖カタリーナとアッシジの
聖フランチェスコの生涯を描いたものらしいです。カタリーナ通りは、聖カタリーナから由来しているのかもしれません。

アルマス礼拝堂のアズレージョ
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 買い物が夜だったため、夜のアルマス礼拝堂を見る。
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フォルモーザ通りを左に入るとボリャオン市場です。坂を少し下ると斜面に沿って建物が見えてきます。最近建て替えたばかりの新しい2階建てのマーケットです。数多くの店が軒を連ねています。市場の両サイドにはレストランやスーパーマーケットがあります。

ボリャオン市場
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市場の中は食べ歩きできるタパスがあります。生ハムとパンの盛り合わせや、チーズの小皿盛り大皿盛りなど値段が高く観光地値段でした。ワイン売り場は、瓶のワインを試飲できるのでおいしいです。
ワイングラスにたっぷり注いでくれて€2.5です。お得ですね!ずっとここで飲んでいられそうです。

晩のお惣菜を仕入れるには、市場よりスーパーマーケットがよさそうです。隣にポルトガルのスーパーマーケットのチェーン店で、ピンゴ・ドーセ(pingo doce)があります。食料品とワインを買ったものの荷物が重くて帰路が大変でした。

バターリャ広場 クリスマスマーケットがにぎやか。
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夜のサント・イルデフォンソ教会
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帰りが遅くなったので、ホテルの建物沿いのイタリアンに行きました。地元の人が大勢集まって誕生日パーティーをしていました。久しぶりにイタリアンを食べました。

Ostria di Porto
4.3 ☆☆☆☆✧(879)イタリア料理店 €15~25
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グリーンワイン(ヴィーノ・ヴェルデ)€4.25  
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ポロネーゼ ラグー €16.75
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ウニトマトリゾット €15.50
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グリーンワインはスッキリ
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レストランは、アウグスト・ローザ通りにあります。市電22の終着駅とケーブルカー駅の入口が向かいにあります。グリーンワインは少し酸味があるもののスッキリしていて、イタリアンにピッタリでした。今日から4泊5日のポルトの観光が始まります。




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2024年 12月 28日(土)

シントラ FLiXBUSの停留所 バスステーションにあります。
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安価な長距離バス
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〇10:45 Sintra(Portela)ー〇14:20Porto(TICーCampanha) 合計€31.95

1名分2,668円でした。(€1 167円)安いと思っていたけど、早割だからもっと安くなっています。
ポルトまで3時間35分で到着するので、オリエンテに戻って電車で行くより早く着くのがいいですね。

FlixBus(フリックスバス)は、ヨーロッパでもっとも利用者の多い格安バスです。トイレも完備しています。乗客1人当たり手荷物(7kg・42×30×18cm)と預け荷物(20kg・80×50×30cm)
1つずつ持ち込み可能です。

自分で入れる
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1番値段の高い座席が壊れている。
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安価なバスだからこそ、あえて1番前の値段が高い座席を予約しました。安全を確保するためです。
ところがどの部分が特別な座席かわかりません。確かに目の前は景色を遮る人や物はないですが、全体が見渡せるほどの視界はありません。それどころか足を置くスペースがなく狭くて不安定でした。2番目の座席のほうがよほど安定しています。

とんでもないことが起きました。
左に揺れた時、座席のクッションが外れたのです。ポルトガル語が話せたら、運転手に訴えて文句を言えるのですが。仕方なく休憩場所でクッションを持って英語でbrokenと訴えました。運転手はクッションを受け取ると、ふてぶてしく元に戻しました。

グラグラしている座席に座れないので、隣の座席に座ると運転手はブーブー文句を言って運転席に戻りました。一言の詫びもなくこちらを非難するような口調でした。こんな嫌がらせは許せません。とは言え、旅の途中で問題を起こす気にもなれませんでした。ポルトガルの人は親切な人ばかりだと思っていたのに残念です。(彼は、ポルトガル人ではないかもしれません。)

<トイレ完備のバス>

トイレが完備していると言っても、運転手がトイレの鍵を持っています。乗客は鍵を借りるのに苦労していました。運転手は英語が分からなくても、トイレット、キーで分かりそうなものなのに。
すぐには貸してもらえない様子でした。

このバス路線は、海岸線を走ることなく平原となだらかな丘陵が続きます。3時間30分は退屈ですが
トイレ休憩が1度ありますので、リフレッシュしてからウトウトしている間に着きます。




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2024年 12月 27日(金)

シントラ駅からタクシーでシントラ・ヴィラのNHホテルまで、荷物とチップ込みで€8はお手頃でした。NHホテルからペーナ宮殿まで€12は山を上るので仕方ないかなと思いました。
ところがホテルパラシオ・デ・セテアイスまで€20でした。レガイラ宮殿のそばにあるにもかかわらずこの料金は高すぎます。シントラ・ヴィラから近いのに何故かと思いました。

その謎が解けたのは、観光用のバスの地図をもう1度見てからです。タクシーの運転手さんが同じようなジェスチャーをしていた意味がわかりました。「グルっと回っていきますよ。」と空中に手で丸を描きました。

434番のバスは、駅から駅へと循環しています。オレンジ色の矢印
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最初に地図を見たときバスが駅方面に戻って遠回りをしていると感じました。アプリでタクシーを呼んだ方が早いかなと思いました。タクシーも駅に戻ってグルっと回って行くことを知りませんでした。
一方通行で走る決まりがあるからでした。

434番、435番の停留所
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観光名所を観て回るには、シントラの駅からバスで行けば効率が良いことが分かります。ムーアの城跡
ペーナ宮殿の434番のバスとレガイラ宮殿の435番のバスです。

434番のバスで、Pena Palaca(ペーナ宮殿)とNasional Palaca(王宮)は1駅で近いです。

ペーナ宮殿のチケット売り場の並びに434番のバス停がある
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行きはタクシーでしたが、帰りはバスにしました。€4.5で乗ることができ、遠回りすることもなくあっという間に王宮の見える広場近くに着きました。バスは、10分~15分くらいの間隔で出ています。
いかがわしい乗合タクシーが、1人€5.0で5人までシントラ・ヴィラへ乗せて行くよと声をかけてきました。ぼったくりじゃないけど気を付けましょう。ミニバスやトゥクトゥクも声をかけてきます。

434番のバス
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王宮広場の近くに停留所がある。
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435番のレガイラ宮殿方面行きバスは、Sinntra Vila(ローレンスホテル辺りに停留所)からQuinta da Regaleira(レガイラ宮殿)まで1駅です。この区間を歩く人が多いのには驚きます。バスがなかなか来ないのと、ローレンスホテルからレガイラ宮殿まで歩ける距離とか。坂道なので厳しい道のりとは思いますが、バスが来ないのが1番の理由と思います。それにレガイラ宮殿のバス停は、チケット売り場の入口まで離れています。急勾配の坂道を登らなくてはいけません。バスに乗っても、あまりメリットがないからかもしれません。

シントラの交通事情は、バスでもタクシーでも難しい所があります。バスは混んでいたり、なかなか来なかったりで途中から乗るのは容易ではありません。タクシーはグルっと回るので料金が高くなります。地図を見ながら賢い方法を見つけてみてください。


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2024年 12月27日(金)

パラシオ・デ・セテアイス
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<ホテル紹介>

2024年12月 27日 宿泊

パラシオ・デ・セテアイス ☆5 Booking評価8・9  29㎡ クイーンベッド

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まるで宮殿のようではなく、本物の宮殿です。18世紀末に建てられた宮殿です。レガイラ宮殿の
坂を上り切った、平らな場所にに位置しています。緑にあふれた広い庭園を持っています。

「7つのため息の宮殿」という名のホテルです。ナポレオン軍との「シントラ協定」が、ポルトガルに不利だったため思わずため息をもらしたのが名前の由来です。

広間
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広間
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廊下
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廊下
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フレスコ画で飾られた広間は、おとぎ話の中にいるようです。タペストリーが飾られた廊下には、渋い調度品が置かれています。その素晴らしさに思わず「ため息」が出てしまいます。

プール
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広間からシントラの街が見える。
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門からペーナ宮殿が見える。
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庭園からはシントラの街が見え、ペーナ宮殿が見えます。晴れていれば大西洋まで見渡せるとか。
プール、テニスコート、乗馬施設まであります。ホテルの公園を出てすぐ左手のはす向かいにレガイラ宮殿があります。この辺りは宮殿が並び、現実離れした雰囲気です。

<ルームツァー>

部屋の鍵
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ウエルカムドリンクのポートワインと水  ナタとケイジャーダも
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水まわり
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水まわり
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水まわり
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かわいいタンス
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かわいい洋服ダンス
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クイーンサイズのベッド
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窓からシントラの街が見える。
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<朝食の様子>

蜂蜜がお出迎え
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広い会場
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たっぷり
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フルーツ
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ナタとケイジャーダ
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シャンパンがおいしい!
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種類が多くポルトガルの名産もあり、朝からもうこれ以上食べられないと思うほど素晴らしいビュッフェでした。

<ホテルのレストラン>

Googleよりメニュー表を検索
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ルースターフィッシュフィレ、海藻とアサリのリゾット添え
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レシート
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ディナーコースですが、アラカルトもできるのでリゾットを選びました。とてもおいしいのですが、量が多く残してしまいました。格式のあるレストランらしく、テーブル担当の人が付きっきりで至れり尽くせりのサービスでした。

<クイーンベッドのこと>

高いベッド
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このベッドがかなり高い。私がベッドに並ぶと、胸のあたりの高さです。ベッドによじ登ってみたのですが労力が要ります。イスをベッドの脇に置き踏み台にすれば簡単にベッドに登れます。海外旅行あるあるベッド事情です。日本人は背が低いので、変なところで苦労します。身長150cm代の方は、
同じような苦労が待っています。

<レセプションホール>

奥に暖炉があり、中央に大きな丸テーブルがあります。
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宿泊の受付及び館内の説明は、このホールで行いました。お茶とお菓子が出て、このホテルの特別感が演出されています。

エレベーターも宮殿の雰囲気を壊さないようドアの向こうにあります。
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廊下からペーナ宮殿の夜が見えます。
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ホテル「パラシオ・デ・セテアイス」の夜は更け、このホテルの宿泊で素晴らしい非日常的な体験をしました。
世界遺産に登録されている美しい景観は、記憶の中で「パラシオ・デ・セテアイス」と重なるでしょう。







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