個人旅行大好き!村山さんちの家族旅行記!

ツアーを予約して、集団でゾロゾロ海外で観光。帰国して、思い出すことはなんですか? そういえば、何したっけ? そんな経験ありませんか? そうです。添乗員に着いていくのはラクですが、そんなに覚えてないことが多いんです。さらに、 そこは興味ないんだけど^^; ってことないですか? どうせなら、自分が本当に興味あるとこだけ、訪れたいですよね!? そんな方に読んで欲しい、完全個人手配の旅行記です!

2025年01月

2024 12月 26日(木)

厨房の2本の煙突 王宮の目印です。
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夜の王宮とレプリカ広場 クリスマスマーケットがにぎやか
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シントラ山脈の麓に王宮や貴族の宮殿が点在しています。。緑が多いので自然満喫に最高です。19世紀初めまで王様の夏の離宮として使われていたそうです。

王宮見学時間 9:30~17:30まで 料金€13(65歳以上 €10) 撮影禁止
(見学時間や料金は2024年12月26日現在です。かなり値上がりしている印象)


王宮はムーア人が作った建物に、13世紀末にディニス王やジョアン1世などが手を加え改築されたものです。撮影禁止のため画像がないのが残念です。

白鳥の広間・・宮廷舞踏会場 天井の白鳥27羽が少しづつ違って描かれています。美しい広間です。
ジョアン1世が、イギリスに嫁いだ娘カタリーナの幸福を願い造らせました。

カササギの間・・ジョアン1世が浮気の言い訳のために作った広間。カササギと善意のキスの文字が、天井一面にあります。カササギの口にチューダー家の紋章の赤いバラがあるはずですが、見落としました。女官と浮気なんかしてないよと必死で王妃に訴えるジョアン1世。キスの現場を見ていた王妃は、
何も言わなかったようです。

王宮のベランダから レプブリカ広場、シントラ・ヴィラを見る
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ジョアン1世の妻フィリパ王妃
イギリス ランカスター家の王妃・・語学力、学問に精通し、航海術、地理学にも精通している才女。
エンリケ航海王子らの母親。魅力的な女性だからこそ、ジョアン1世が必死で浮気を否定する気持ちが
分かります。ジョアン1世は、200年続くアヴィス王朝の創始者です。

紋章の広間・・天井がドームになっていて16世紀の王侯貴族の紋章が多数あります。天井を見ていて首が痛くなったら椅子があるので座って見られます。ヴァスコ・ダ・ガマの紋章もあり圧巻です。

厨房・・あの2本の白い煙突は、この厨房でした。大きなかまどや鍋がいくつもあり、王宮の住人の
食事を賄っていたことが想像できます。シントラ山脈の水は良質で厨房で使われていたそうです。

見学が終わってホット一息できる場所です。階段を下りると出口
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王宮を中心に自然と美しく調和したシントラは、1995年文化的景観の美しさから世界遺産
登録されました。ジョアン1世とフィリパ王妃のエピソードを重ね合わせたり、エンリケ航海王子の
兄弟姉妹が育った王宮の見学ツアーは特別感がありました。

<ホテル紹介>

2024 12月 26日 宿泊

NH Sintra Centro ☆4 Booking評価8・5  27㎡ ツインルーム

レプブリカ広場の道路に沿って建つ 王宮が目の前
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ウエルカムドリンク 1本
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コーヒーメーカー、ミニバーあり
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水回り
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バスタブにシャワー
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トイレ
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ツインルーム
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レプブリカ広場の道路沿いに建っているため何かと便利です。シントラ・ヴィラには、すぐ出かけられます。おみやげを買いに行き、手荷物を置きに戻ったりしました。この辺りの治安は良く、レストランで食事をして夜の10時ころ歩いていても平気でした。

ホテルはかなり古く、このホテルの名称が「チボリ」だったころの建物です。古い地図には「チボリ」のまま載っています。部屋の中は使いやすくできていますが、廊下には階段があり古き良き時代の装飾が暗い感じでした。

ホテルの従業員は、とても親切です。廊下の階段でスーツケースを運ぶのに苦労していると、手伝ってくれたのがお掃除を担当する人達でした。カウンターではタクシーの手配をすぐ引き受けてくれました。

ホテルが古めかしいことと、レセプションから各部屋までの通路がバリアフリーでなかったことが気になりました。それ以上に従業員の感じの良さが満点でした。






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2024年 12月 26日(木)

リスボン空港着 12:00(ウンベルト・デルガード空港)

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東京成田空港発22:30ドバイ空港着5:30
ドバイ空港発7:25リスボン空港着12:00 トランジットタイムを足して、およそ20時間
も移動に費やしました。日本からポルトガルまで、20時間もかかります。日本からの直行便がないためです。

いきなり移動手段のグチになってしまいますが、ポルトガルはヨーロッパの国々の中で遠い国でした。だからこそ魅力的でした。移動手段にエミレーツ航空を選びました。

エミレーツ航空はサービスが良く定評がありますが、トランジットの過酷なことは知られていないと思います。次の飛行機に乗り継ぐために、①トランジットタイムが少ない(1時間半くらい)飛行機が遅延すると乗り継ぎのために走らないと間に合わない。②乗り継ぎの場所まで遠い。エレベーターに乗ったり、移動電車、エスカレーターなど徒歩も半端ない。

だから以上のことを考えて、飛行機の座席は即移動態勢に移れるように最前列に近い所をとりました。
4500円の有料でしたが、致し方ありません。いざという時走れるように、手荷物は少な
めにしました。幸い遅延しなかったので走ることはありませんでしたが、遠くて疲れたことに間違いありません。
やっとリスボン空港に着きました。

切符を買います。カードを持っていない場合ここをタッチ
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Navegante カードを買いました。
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カード代 €0・50が必要。1回乗車券、チャージ、乗り放題券のどれかをを選びます。チャージを2枚買いました。あらかじめチャージしておき、プリペイドカードとして使います。

これを持っていれば、ポルトガルのあらゆる交通に利用できます。カード代金や残金は現金で戻すことができないので旅行者向けのシステムとは言えません。またいつかポルトガルに来たら、このカードを使うので大事に保管しましょう。もったいないけど、いちいち買わなくてもよい利便性だけで利用しました。€10づつチャージしました。

リスボン空港から地下鉄レッドラインに乗ります。アエロポルト(空港)ーエンカルナサンー
モスカヴィーデ ーオリエンテまで3個目です。ここでシントラ線に乗ります。

オリエンテのホーム リスボン万博の時 1998年開業
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オリエンテ駅は、バリアフリーでエレベーター、エスカレーターとも充実しています。重いスーツケースを運ぶのに楽でした。ところがシントラ線は、在来線とは言え真逆でした。上の写真はシントラ線が停車している様子です。乗客がよじ登って乗ろうとしています。電車とホームの隙間が大きく、足を
踏み外したら転落です。海外アルアル電車事情です。

やっとの思いでスーツケースを運び入れたのですが、Nabeganteカードの打刻忘れに気がつきました。打刻機はどこだろう?焦っていると、黒人女性が身振り手振りでエスカレーターの下にあると
教えてくれました。上の写真の偶然写った女性です。お世話になりました。

日本では乗車口がそれぞれあります。海外では乗車口がなく路線が違う電車に乗る時カードの打刻が必要です。打刻しないと罰金を払う事になります。

電車の中はきれい
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オリエンテ駅からシントラ駅まで17駅あり、40分くらいかかります。小さな駅が続いています。

シントラ駅 ホームに隙間が
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シントラ駅の改札口 カラフルなアズレージョと時計がかわいい!
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シントラ駅前には、タクシーの運転手が大勢待っています。How much!  タクシー運転手は5本指と人差し指を出しました。€6+荷物2個+チップ=€8 ホテルまで以外に安かったです。
 











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