悲 報
今朝のノートルダム大聖堂の大火災ニュースには言葉が出なかった。
勢いのあるオレンジ色の火柱は大聖堂屋根全体から立ち上り、悲惨な映像に絶望感しか残らなかった。
一瞬、9.11のワールドトレードセンタービルの倒壊映像や、東日本大地震の町を飲み込む津波映像と同じ感覚を起想させた。
ボヤなら理解できたが、あれほどまで痛まし姿は現実とは思えなかった。
ニュース映像は、悲痛にみちた、祈るパリ市民の姿をとらえた。
貴重な文化遺産の火災というだけではなく、カトリック信者には、さらに耐えがたい。
(2012年冬撮影)
私とノートルダム
2012年、初めてのヨーロッパ旅行でパリを訪れ、ノートルダム大聖堂も見学した。
大聖堂では、石造りの長い螺旋階段を上り屋上テラスまで行った。途中、ニュース映像にもあった太い木組み、木の床など複雑な内部は木材が相当量使われていたのを覚えている。
大聖堂で特に興味を引いたのはガーゴイル。あの奇妙な像は、幼いころ見た「ノートルダムのせむし男」の妖怪観と同じだからであろうか。
この旅行を契機としてフランス好きになり、2015年、2017年とパリをはじめ南フランスを訪れた。
観光の観点の変化
今回の災害で、今までとは違った観光の観点に変化しそうだ。
いままでの文化遺産の見学では、遺産の尊さを思う観点が足りなかったように思える。
ノートルダム大聖堂がそこにあってあたり前、という感覚だ。
しかし、形あるものは永遠にそのままの形ではいられない。今、眼前の文化遺産をもっと尊く、今でしか見る機会がないかも知れないと思うようにしよう。
しっかりと歴史的背景を理解し、その貴重性を理解、鑑賞するようにしたい。
復 興
日本の建造物で観光の目玉の一つである鹿苑寺金閣。金閣寺も1950年に放火により焼失。
数年前に見学したが違和感なく見学することができた。各種の専門家の労力のお蔭である。
マクロン・フランス大統領はノートルダム大聖堂を5年で復興したいと述べられ、寄付金も1000億円近くも集まっているようだ。
今年8月にパリに行く予定で、予約したホテルは奇しくもノートルダム大聖堂のそば。
まだ、炭の匂いがあるかもしれないが、訪れ、私なりに復興を祈りたい。
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今朝のノートルダム大聖堂の大火災ニュースには言葉が出なかった。
勢いのあるオレンジ色の火柱は大聖堂屋根全体から立ち上り、悲惨な映像に絶望感しか残らなかった。
一瞬、9.11のワールドトレードセンタービルの倒壊映像や、東日本大地震の町を飲み込む津波映像と同じ感覚を起想させた。
ボヤなら理解できたが、あれほどまで痛まし姿は現実とは思えなかった。
ニュース映像は、悲痛にみちた、祈るパリ市民の姿をとらえた。
貴重な文化遺産の火災というだけではなく、カトリック信者には、さらに耐えがたい。
(2012年冬撮影)
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2012年、初めてのヨーロッパ旅行でパリを訪れ、ノートルダム大聖堂も見学した。
大聖堂では、石造りの長い螺旋階段を上り屋上テラスまで行った。途中、ニュース映像にもあった太い木組み、木の床など複雑な内部は木材が相当量使われていたのを覚えている。
大聖堂で特に興味を引いたのはガーゴイル。あの奇妙な像は、幼いころ見た「ノートルダムのせむし男」の妖怪観と同じだからであろうか。
この旅行を契機としてフランス好きになり、2015年、2017年とパリをはじめ南フランスを訪れた。
観光の観点の変化
今回の災害で、今までとは違った観光の観点に変化しそうだ。
いままでの文化遺産の見学では、遺産の尊さを思う観点が足りなかったように思える。
ノートルダム大聖堂がそこにあってあたり前、という感覚だ。
しかし、形あるものは永遠にそのままの形ではいられない。今、眼前の文化遺産をもっと尊く、今でしか見る機会がないかも知れないと思うようにしよう。
しっかりと歴史的背景を理解し、その貴重性を理解、鑑賞するようにしたい。
復 興
日本の建造物で観光の目玉の一つである鹿苑寺金閣。金閣寺も1950年に放火により焼失。
数年前に見学したが違和感なく見学することができた。各種の専門家の労力のお蔭である。
マクロン・フランス大統領はノートルダム大聖堂を5年で復興したいと述べられ、寄付金も1000億円近くも集まっているようだ。
今年8月にパリに行く予定で、予約したホテルは奇しくもノートルダム大聖堂のそば。
まだ、炭の匂いがあるかもしれないが、訪れ、私なりに復興を祈りたい。
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