個人旅行大好き!村山さんちの家族旅行記!

ツアーを予約して、集団でゾロゾロ海外で観光。帰国して、思い出すことはなんですか? そういえば、何したっけ? そんな経験ありませんか? そうです。添乗員に着いていくのはラクですが、そんなに覚えてないことが多いんです。さらに、 そこは興味ないんだけど^^; ってことないですか? どうせなら、自分が本当に興味あるとこだけ、訪れたいですよね!? そんな方に読んで欲しい、完全個人手配の旅行記です!

2017年10月

ガレリア360度写真

イタリア・南フランス18日間旅行の8日目、ミラノ観光

ミラノはローマに次ぐ大都市。北イタリアでは商業、工業、金融の中心地でり、ファッションも有名。
私にとっては、「レオナルド・ダ・ビンチの『最後の晩餐』のあるところ」であるが。。。
今回の18日間の旅行は9都市を回るので、一都市あたり2泊と、かなり忙しい旅行となったが、これは、旅行の企画段階から観光スポットが盛沢山で、どうしも捨てきれない、いわゆる断捨離ができなかった結果だ。
そんなわけでミラノは一泊しか取れなかった。『最後の晩餐』のある、サンタマリア・デッレ・グラツィエ教会と革製品の買い物に焦点を当てることとなった。

ヴェネチアからミラノへ

朝、ヴェネチアの宿泊先の別館のアパートから、ホテル本館へ行き、チェックアウト。水上タクシー(一艘€70)でサンタルチア駅へ。水上タクシーは荷物の積み降ろしもしてくれるが高い。。。

【水上タクシー】
水上タクシー

サンタルチア駅からミラノ中央駅へ。2時間35分。きれいな車両でリクライニングも快適。

【ヴェネチア、ミラノ間の列車経路】
地図

【ヴェネチア・サンタルチア駅を出発】
ミラノ編_170826_0079

【車窓から】
車窓から

【ミラノ中央駅】
ミラノ中央駅

【ミラノ中央駅ホーム】
ミラノ編_170826_0076

中央駅駅前のホテルへ

ホテルグラムミラノ(Hotel Glam Milano)4星ホテル(一人一泊€68)ジュニアスイート(ファミリータイプ)、キングサイズベッド1台、ソファーベッド。40平方メートル。
中央駅の向かい。近くて便利。近代的なビルで綺麗で清潔。

【ホテル外観】
ホテル外観

【ホテルロビー】
ホテルロビー

【キングサイズベッド】
キングサイズベッド

【ソファーベッド】
ソファーベッド

【トイレとイタリア特有のビデ】
トイレ

市内観光(ドゥオモ、ガッレリア)へ

ホテル近くの地下鉄レプップリカ駅から3号線でドゥオモ駅へ。中心部へは3キロメートル程度。ドゥオモやガッレリア観光。一般に外国の地下鉄は怖いところが多いが、ミラノは治安がいい様に感じた。

【地下鉄ホームの様子】
地下鉄ホームの様子

ドゥオモ (ミラノ大聖堂)
ドゥオモには圧倒された。今回の旅行中、巨大な歴史的建造物を多く見たがミラノの大聖堂には驚かされた。
ゴチック建設特有の規則正しいとがった尖塔が目に飛び込む。そして、よく見ると沢山の聖人像。
後で調べたら、尖塔は135、彫刻は3500だそうだ。
また、「最も高い尖塔には金のマリア像があり、『このマリア像より高い位置に建物を建ててはいけない』と言われていたそうだ。」Wikipediaから。

【ドゥオモ (ミラノ大聖堂)】
ミラノ大聖堂

ガッレリア
ドォーモ北側のアーケード。通路は中央で交差し、その上をガラスドームが覆っている。床には見事なモザイクがある。東京ディズニーランドのワールドバザールのモデルになったアーケードだ。

【ヴィットリオ エマヌエーレ2世のガッレリア】
ガッレリア

【すばらしいガラスドームの天井】
ガラスドーム

床の「牛のモザイク絵」のところに、あの知られている窪みがある。かかとをつけて3回まわると「願い事が叶う」、「またミラノに来ることができる」とかの言い伝えある。今回写真は、窪みの周りに多くの観光客がいて撮れなかった。
床のモザイクは綺麗で見飽きない素晴らしいものだった。

【床のモザイク絵】
床のモザイク絵

【ヴィットリオ エマヌエーレ2世騎馬像】
騎馬像

ランチ
通りに面したところでランチ。店は特に調べていなかったが、「ミラノ風カツレツ」が食べたいということで、この繁盛店の、Di Gennaro(pizzeria ristorante)Via S.Radegonda,14-MILANO に入った。
4人で€101(席料、ワイン、ミネラルウォータ込み)

Di Gennaro

有名なミラノ風カツレツ(コトレッタ・アラ・ミラネーゼ)だ。日本のカツより、ころもがしっとりした感じ。レモンの爽やかさがいい。

【ミラノ風カツレツ €22】
ミラノ風カツレツ 

リゾットは思ったほどアルデンテではなかった。味は奥深く、一口一口、味わうように食べた。
特にポルチーニは旨かった。

【ミラネーゼ・リゾット €10】
ミラネーゼ・リゾット

【ポルチーニ・リゾット €14】
ポルチーニ・リゾット

【ソレント・ニョッキ €10】
ニョッキ

カルツォーネ。三日月型で、中はふわふわ。真ん中を切るとモッツアレラチーズがたらり。。。絶品。
食感と味は忘れられない。また、食べたくなる。

【カルツォーネ(両面焼きペイストリー) €10】
ミカルツォーネ

【カルツォーネの中】
ミラノ編_170826_0049

白ワイン。ファランギナはイタリアのブドウの品種名。さわやかな飲み心地。

【ファランギナワイン €22】
ファランギナワイン

サンタマリア・デッレ・グラツィエ教会

さーて、いよいよレオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」がみられる。世界遺産。人類最高峰の芸術作品だ。
事前に予約が取れなく、ツアーでの見学になった(一人7,917円)
入館は25人以内、15分程度だが、人が少ないので十分鑑賞ができた。

【サンタマリア・デッレ・グラッィエ教会】
サンタマリア・デッレ・グラッィエ教会

【サンタマリア・デッレ・グラッィエ教会裏側】
サンタマリア・デッレ・グラッィエ教会裏側

【入口】
入口

【ツアーの人たち】
ツアーの人たち

【館内全景】
館内全景

【最後の晩餐】
最後の晩餐

【最後の晩餐アップ】
最後の晩餐アップ

【「最後の晩餐」のある絵の向かい側にある絵】
向かい側にある絵

最後の晩餐は、この「イタリア・南フランス18日間旅行」のシリーズで、「この目でルネサンス美術を見てきました。最後の晩餐」にも記事があります。
http://livedoor.blogcms.jp/blog/milkinako0401/article/edit?id=3787477

市内へ


【休憩時のジェラート】
ジェラート

買い物
ミラノでは、PRADA、miumiu、FURLAなど有名ブランドをまわった。

特に、ZANELLATO(ザネラート)は、1976年に始まったイタリア・ミラノのレザー専門ブランド。もともと郵便屋さんが持っている袋をモチーフにしてポスティーナと呼ばれるブランドが出来たそうな。日本で買うよりも相当安いとのことで子供達はそれぞれバッグを購入した。

蛇足だが、店内に入り直接品物を手に取り吟味してはダメ。旅行ガイドにもあるように、気に入った品があれば定員に合図して見せてもらうこと。また、値下げ交渉もほどほどに。
と、言うのも、ZANELLATOで、他の東洋人がそれと逆な行動をとって店員は閉口したらしい。
我々が引き上げる際、「You're gentle and kind,so happy」と笑顔で送ってくれた。

【店舗外観】
店舗外観

店舗外観

【店の展示品】
店の展示品

【バッグに付けるネームリングのカラー見本】
カラー見本
【これ買いました!!】ZANELLATOの主力商品のポスティーナ
日本で買うよりもやはり安かった印象です。愛用中!
ネームリングもつけてもらいましたよ~
パリ編_170826_0158

夕食
買い物であちこち歩きまわったのでかなり疲れた。休憩を兼ねて夕食にした。店はホテルの近くので適当に入った。
NICO QUICK BITE(via napo torrianni 29 20124 milano)€42.5
NICO QUICK BITE

【海鮮フリッタ盛り合わせ €10】
海鮮フリッタ盛り合わせ

【海鮮リゾット €8】
海鮮リゾット

【サーモン・ペンネ €7】
サーモン・ペンネ

【白ワイン €13】
白ワイン

グラス

今日も、ワイン片手に夜も更けた。明日は、いよいよフランス入りだ。ニースの青い海が楽しみだ。

次の記事はこちら
イタリア・南フランス旅行:ニース編9日目/18日間



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ヨーロッパ周遊旅行まで、あと3ヶ月となりました。
ホテル探しが難航してます(´;ω;`)

3月になると、いっきにホテルの値段が上がります_:(´ཀ`」 ∠):
仮面祭のせいか、ヴェネツィアのホテルは激高!仕方なくホテルのランクを、下げて予約しました。
ドイツもホテル高かったなぁ(ㆀ˘・з・˘)

あとね、オランダのアムステルダムがヤバイ!★4だと1人8000円だって!週末はさらに、3倍になるって(´;ω;`)
なので、アムステルダムの安くて素敵なホテル、絶賛探し中です( ´ ▽ ` )

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イタリアから南フランス旅行13日目カルカソンヌ観光【カルカソンヌ写真集】

カルカソンヌ (Carcassonne) は、日本ではあまり知られていない観光地で、私たちもボードゲームでその名を知っていた程度だった。それが、フランスに実際にある都市と知り、調べるうちに機会があれば是非、行ってみたいと思った中世の城塞都市だ。
「カルカッソンヌを見ずして死ぬな」(特定の個人の残した言葉 というものではないようだ)と言われるように、このカルカソンヌが、フランス国内では『モン・サン=ミシェル』の次に、年間来訪者数を誇る一大観光名所。このシテを訪れる年間の観光客数は200万人ほど。また、カルカソンヌは、映画『ロビンフッド』など、様々な話の舞台となった。
古代ローマ時代から発達した城塞都市であるシテと、オード川をはさんだ下街との都市である。
ヨーロッパ最大規模の城塞で、二か所の門(ナルボンヌ門とオード門)がある。二重構造になった全長3000mに及ぶ城壁、52の塔があり、1997年、城塞内のコンタル城、サン・ナゼール・バジリカ聖堂はまとめてユネスコ世界遺産に登録された。

コンタル城入口

コンタル城からの眺め

城内風景

城塞内1

旧市街の眺め

コンタル城1

コンタル城2

コンタル城3

銃眼

コンタル城内風景

コンタル城4

コンタル城5

櫓

コンタル城からの眺め

コンタル城6

コンタル城からの風景

コンタル城7

コンタル城8

コンタル城内部

城塞の上

城塞の窓から

櫓2

コンタル城9

城塞内1

城塞内2

城塞内3

コンタル城10

コンタル城11

城塞から旧市街の眺め1

城塞から旧市街の眺め2

城塞夜景

日没のシテ

次の記事はこちら
イタリア・南フランス旅行:ボルドー編14日目/18日間



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シテから見るコンタル城

イタリアから南フランス旅行13日目カルカソンヌ観光

カルカソンヌは中世の城塞都市。世界遺産だけあって圧倒的な歴史の重み。そこに沈む、さまざまな人生の喜びや哀しみ。堅牢なコンタル城、カタリ派、十字軍、静謐な祈り。今回はコンタル城を中心にお届けします。

イタリアのローマ、フィレンツェ、ヴェネチア、ミラノと古代遺跡や美術館をまわり、南フランスへ。
ニース、エクスアンプロヴァンスを経て、今日が13日目のカルカソンヌとなった。
イタリアでは猛暑であったが、南フランスに入った頃より暑さも落ち着き過ごしやすくなった。と同時に体力もエネルギーチャージ。今日は、後半戦の山場、カルカソンヌの「シテ」だ。

8:30 起床 良く寝た。今日はいよいよコンタル城へ
朝食は軽く済ませた。
朝食後、タクシーでシテ内のホテルへ。下街のホテルからタクシーでシテのホテルへ、途中、シテへ徒歩で向かう人が大勢いた。
タクシーはシテの入口の門まで、そこから宿泊客はホテルまで自動車での送迎。まづはチェックイン。
落ち着いた雰囲気と内部は重厚感のあるホテルだ。
エクスアンプロヴァンスのピゴネに続いて、5星ホテル。旅行計画中最も楽しみにしていたホテルの一つ。
部屋の窓から、サン・ナゼール・バジリカ聖堂が目の前に見えた。

ホテル:オテル デュ ル シテ(Hotel du la Cite)5星ホテル。一人一泊¥20,615。ファミリールーム(スタンダードツインサイズベッド、2部屋)日本で事前予約、支払い。

【ホテル:オテル デュ ル シテ】
シテホテル

ホテルのプレート


ホテルラウンジ

ホテル廊下

ベッド

客室内

バスルーム

【部屋の窓から見えるサン・ナゼール・バジリカ聖堂】
部屋の窓から見える聖堂


10:00 コンタル城へ

10:00 ホテル・シテに荷物を預け、コンタル城へ。(入場料€9)
「コンタル城へはこの道まっすぐ、近くです」とホテルのフロント。ホテルを出ると多くの人が城の方へ流れている。城門を入ると、チケット売り場に結構並んでいた。まだ早い時間だから良かったが。

【コンタル城入口の大勢の人】
コンタル城入口

【コンタル城のチケット売り場】
チケット売り場

コンタル城は11世紀から13世紀に建造された城で、城壁上部は通路や防戦用の櫓が残っており、かつて、ここで十字軍と戦ったのかと感慨深いものがある。また、至る所に「銃眼」(日本の築城用語では狭間(はざま、さま)と呼ばれた・縦に長くスリットが入っている窓)があり、ここから矢を射っていた場面も想像できる。
また、何と言っても城壁の上から眺める景色は絶景。丘の上からだから下街の全景がパノラマになる。この地方の美しい色彩だ。

【コンタル城へ入城】
城内への橋


城塞の上

城内は完全に中世。狭い階段を上がったり、櫓があっり。かと思うと曲がりくねった城壁の上に出たり。

城塞上の繋ぎ

城塞通路

城塞から櫓

急な階段

銃眼

【各種案内プレート】
シテ案内板1

シテ案内板2


12:00 昼食:ランチLa Barbacane

ランチは評判であったので日本で予約。La Barbacane南仏料理(一人€39 グラスワイン込み)
レストランの内装は重厚な調度品で囲まれ高級感を醸し出しいる。
料理は細かな窪みが沢山あるプレートに野菜、果物、パテなどを盛ったもの。コンソメのジェリー状の上にアヒル肉やハーブ、キノコをあしらったもの。すごく上品で深い味わいだった。メインは、穀類とラム肉、パテが積み重なったもの。ブラウンソースが複雑な味で全体をコントロールしていた。白ワインは鉱物系の香りで美味しかった。

【レストランLa Barbacane】
レストラン外観

【レストラン内】
レストラン内部


料理1

料理2

料理3

料理4

14:00 ホテルチェッイン後、シテ内散策

【 サン・ナゼール・バジリカ聖堂(BASILIQUE  ST-NAZAIRE)とステンドグラス】
宿泊したホテルのすぐ隣にこの聖堂があり、見るからに立派な堅牢な感じだった。
 サン・ナゼール・バジリカ聖堂は11世紀から13世紀にかけて建造された、ロマネスク建築とゴシック建築が融合した建築物。
ステンドグラスは「南仏にあるものの中で最も美しいもののひとつ」と称えられているそうだ。実に美しいという表現しかない。また、パイプオルガンは古く1522年に製作されたもので、国宝に指定されている。とのことだ。

【サン・ナゼール・バジリカ聖堂】
聖堂外観

【サン・ナゼール・バジリカ聖堂のステンドグラス】
聖堂ステンドグラス

聖堂内部2

聖堂マリア像

聖堂プレート


シテ内の様子

【シテ内、馬車ツアーのコースでもある】
シテ内風景

【伝説の井戸】
伝説の井戸

【ホテルシテ内のレストラン】
シテ内風景2

シテ内風景3

【名物・みやげ】

ナイフなどの刃物を扱っている店が多かった。店に入ってみると、各種ナイフなどの刃物、金属製品がところ狭し。ナイフは見るからに切れそうな、また、素晴らしい装飾が施されたものが多かった。
その中で、毎日のようにお世話になっているワインオープナーが目に付いた。
恰好良く言えば「ソムリエナイフ」。聞けば「ラギオール」という近くの都市が世界中で有名な生産地だそうだ。普通のものよりしっかりしていてズッシリ重い。やや高価だが、機能も抜群で二段階の開栓。力を入れずに簡単にコルク栓が開けられる。

お土産の剣

【金属、刃物製品が多い】
お土産金属製品

粗挽き肉のソーセージ。これは何と言っても最高に旨かった。表面は日本のソーセージのように水分は多くなく、手でもってもべたつかないパリパリとした触感。味は多少塩分が強く濃厚な味。舌触りは粗挽きで肉の感触を楽しめる。
【豊かなソーセージ群】
お土産ソーセージ

お土産各種ソーセージ

コルク製品も有名らしい。コルクを特殊な加工をして財布やバッグがある。コルクと聞くと弱い感じがあるが、店の人によると、かなり丈夫とのこと。財布を買った。財布のサイズはユーロ紙幣を想定しているものが多いので、日本の一万円札を入れて確かめた方がいい。
その他、キャンディーやアパレルが多かった。

【コルクでできたバッグ】
コルクのバッグ

お土産キャンディー

お土産置物1

お土産置物1

お土産人形

お土産食品

お土産キャンディー各種

お土産店内部

17:00 馬車ツアー(一人€8)
シテ内を20分くらい馬車に乗って散策。御者が要所要所、解説してくれのだがフランス語でまった分からず。

馬車乗り場プレート

馬車正面

馬車側面


馬車遊覧1

馬車遊覧2


18;00 夕食 シテ内のカスレ店へ

旅行前から「カスレ」を食べたいと思っていた。鴨のコンフィの入った白いんげん豆を煮込んだ郷土料理。
Wikipediaによると「カスレ(フランス語: cassoulet、 オック語: cacolet)はフランス南西部の豆料理。豚肉ソーセージや羊肉、ガチョウ肉、アヒル肉等と白インゲンマメを、料理の名前の由来にもなったカソール(cassole)と呼ばれる深い土鍋に入れ、長時間煮込んで作る豆のシチューあるいはキャセロールである。」とのことだ。

夕食レストラン外観

【カスレ】
カスレ

料理1

料理2

19:00 さらに夜の散策へ

日没のカルカソンヌ

【ライトアップされた城塞】
ライトアップのコンタル城1

ライトアップのコンタル城2

【夜の旧市街】
ライトアップのコンタル城3

【聖楽隊】

夜間にシテ内を散策していた時、偶然、聖楽隊の行列と遭遇した。先頭に聖楽隊とその後ろに街の人の行列で、ロウソクを灯し讃美歌を歌いながら、ゆっくり行進していた。讃美歌の歌声が美しく響き、ロウソクの灯りが幻想的な雰囲気を醸し出し、周りを清廉な風で浄化して行く感じがした。
そして、隊列は街からシテに入り、最後はサン・ナゼール・バジリカ聖堂に入った。
後日調べたら、黒マリア像(ラ・モレネータ)礼拝の列と分かった。復活祭から10月15日までの毎晩行われるらしい。

聖楽隊1

聖楽隊2

今日は、心洗われる讃美歌で終わった。幸福。
明日は、赤ワインが楽しみなボルドーだ。

次の記事はこちら
イタリア・南フランス旅行:カルカソンヌ編③13日目/18日間



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コンタル城から旧市街の眺め

イタリアから南フランス旅行12日目カルカソンヌ観光

カルカソンヌは中世の城塞都市。世界遺産のコンタル城、サン・ナゼール・バジリカ聖堂をはじめ、ミディ運河など数多くの観光スポットがある。今回はエクスプロヴァンスからの移動とカルカソンヌ旧市街の散策を中心にお届けします。

18日間に及ぶ家族旅行の目標設定は、「イタリアの古代遺産やルネサンス美術を堪能する」と南フランスで「癒しと地元の食事とワイン」であった。
「ルネサンス美術」は私の強い要望でフィレンツェを中心に北イタリア。南フランスは以前にも旅行して大変気に入った所で、「癒し」を求めるには最適なところだ。それに我が家は美食とワイン指向があり、それも重要課題である。あとは、格安航空券と日程の関係で、ローマ出発から最終パリが決定。
回る都市は、イタリアのローマ、フィレンツェ、ヴェネチア、ミラノと回り、南フランスのニース、エクスアンプロヴァンス、カルカソンヌ、ボルドー、パリと決めた。

しかし、カルカソンヌへ来て、目的以外にもう一つ大きなものを得た。世界遺産だけあって圧倒的な歴史の重み。そこに沈む、さまざまな人生の癒しや哀しみ。堅牢な城塞、カタリ派、十字軍、静謐な祈り、戦争、処刑。。。


カルカソンヌ編は、コンタル城の写真を多く掲載したいため、特別編として写真集を蛇足することにした。
あまり上手な写真ではないが勘弁。

【コンタル城の城壁からの眺め】
コンタル城からの眺め

エクスアンプロヴァンスからカルカソンヌへ

7:30起床 朝食は昨夜の宅飲みワインやつまみで、朝のサントビクトワール山を見ながら楽しんだ。
移動のための荷造り中、セイフティーボックスが開錠できなくなった。パスワードナンバーをうろ覚えだったからだ。あらゆる考えられる組み合わを行ったがダメ。ボックスの中にはパスポートやクレジットカードが。。。
どうにもならなく、フロントに電話。そうしたら、ほんの2~3分で係の人が来て、開錠してくれた。さすが5星ホテルの対応と皆、感動。

【エクスアンプロヴァンスのピゴネホテル】
ピゴネホテルテラス下

12:00 昼食 ホテルの野外バーで、ハンバーガー、タルタルステーキとワイン
昨晩食べたタルタルステーキが美味しくまた注文した。野外でのエクスアンプロバンスのきれいな風が気持ち良く最高。

【ピゴネホテルでの野外バー】
野外バー

【ハンバーガーとビール、清廉な風の中で】
昼食のビール

【タルタルステーキ】
タルタルステーキ

12:40 チェックアウトし、タクシーでエクスアンプロヴァンス駅へ。四人分の大型スーツケースは通常のタクシーでなかなか入らず座席に置くことが多かった。
エクスアンプロヴァンス駅はエレベータが故障かメンテかで動いてなく、重い荷物を階段で上げた。

13:42 エクスアンプロヴァンス駅発、TGV。やや遅れてマルセイユ駅へ向け出発。順調に行けば12分足らずだが、途中、何があったか分からないが、マルセユ駅到着が遅れ、次のカルカソンヌ行きの列車の乗り換え時間が5分しかない。当初より乗り換え時間が15分しかないのでやや心配していた。
重いスーツケースを押し全力で走った。

マルセイユ駅の櫛のようなホームの構造から、到着した列車の乗車位置が最後部だったので最前部まで行き、カルカソンヌ行き列車の番線まで行くという長い距離だった。体力はつけていたはずであったが途中までしか走れなかった。何とか全員乗れたが(次の列車の発車時間が少し遅らせたか?)体力は消耗しきった。
マルセイユ駅はどうも苦手だ。
2年前の旅行の時もマルセイユで乗り換えたが、この時は、治安が悪そうで怖かった。駅でトイレに行ったのだが、手洗いや便器、ドアなど壊されていたり、落書きがあったり。また、中にいた人もマッチョで刺青だらけ。何もなかったから被害妄想かも知れないが。。。
おまけに、乗った列車は汚い、壊れてるで、きれいな列車に慣れている日本人には多少ショックだ。

カルカソンヌ到着

【カルカソンヌ駅】
カルカソンヌ駅外観

カルカソンヌ駅構内

17:28 カルカソンヌ駅着、マルセイユから3時間20分だ。TGVは一等車で1人で€20。
エクスアンプロヴァンスからカルカソンヌは、そんなに距離も所用時間も多くはないが疲れた。

カルカソンヌ駅もエレベータがない。でもホテルは駅前で近くて良かった。

ホテル:オテル デュ ソレイユ ル テルミナス(Hotel du Soleil la Terminus)4星ホテル。一人一泊€53。
ファミリールーム(ツインサイズベッド)。

【ホテル:オテル デュ ソレイユ ル テルミナス】
テルミナスホテル外観

【歴史あるホテルらしい、フランス語で読めない】
テルミナスホテル案内

テルミナスホテル廊下

ホテルチェッイン後、市内をぶらぶら。シテへは明日ゆく予定。
世界遺産のミディ運河のクルーズを捜したが分からず。運行は日に3回らしい。時間が遅く終わったか?
ミディ運河は大西洋側と地中海側とを結んだ大運河で、1666年に工事が開始された国家プロジェクト。総延長360kmの水路と、閘門(ロック)など多数の構造物群。

19:00 夕食 近くのレストラン、ブラッスリー。パスタ(サーモン、ポロネーゼ)、サラダ、海鮮(カキ、エビ、ムール貝、蛤)

海鮮料理

生ガキ

クリームパスタ

サラダ

トマトベースパスタ

今日は昼食時にワインを飲み、マルセユで猛烈ダッシュ。疲れた。10時に就寝。
明日は、いよいよコンタル城へ。

次の記事はこちら
イタリア・南フランス旅行:カルカソンヌ編②13日目/18日間 


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