8月21日
 グリンデルワルトからツェルマットへ移動します。ホテルの車で駅まで送ってもらいました。緩やかな坂道でも、車椅子を押したりスーツケースを運ぶのは大変です。

ホテルの車で駅へ移動。
IMG_4102


 今日の移動は、今までになくハードです。バスで峠越えをすることも考えました。バスも乗り換えがあること、バス酔いが心配なことを考え断念しました。
列車を3回乗り換えることは、かなり大変かもしれません。でも私たちには、時間があります。乗り継ぎ時間に間に合わなくても、次の列車にしよう。ゆっくり行こうと思いました。


ツェルマット駅


 乗り継ぎ スケジュール

 1)グリンデルワルト     09:19発
     
 2)インターラーケン オスト  9:53着
                10:00発

 3)シュピーツ        10:21着
                10:34発

 4)ビスプ          11:02着
                11:08発

 5)ツェルマット       12:14着


IMG_5494


<グリンデルワルト~インターラーケン オスト>
 8時半にホテルを出発したので、1本前の列車に乗りました。あまりにスムーズに乗れたので、みんなご機嫌です。列車は空いていてガラガラです。インターラーケン オスト駅はお馴染みの駅だから、安心して乗っていられます。

川沿いを走ります。
IMG_5492

  インターラーケン オスト駅と言えば、乗り継ぎにスロープを使い、下りたり上ったりした駅です。今日もスロープを使うのかな?駅に着き路線を調べると、すぐ隣のホームでした。スロープを使わなくていいんだね。順調です。今のところ列車の乗降も、バリアフリーです。

<インターラーケン オスト駅~シュピーツ駅>
 トゥーン湖のほとりを走るので景色がいいです。湖の周りに自転車ロードが整備されています。こんなに景色がいい路線なのに、20分弱しか乗らないなんて。もっと乗っていたい路線です。
 

シュピーツ駅からビスプ駅まで この列車、最悪です‼
IMG_4113


<シュピーツ駅からビスプ駅>
 一駅しか乗りませんが、トンネルが続きます。この列車は車椅子のマークがあっても、乗車口に階段があります。先に姪が上り、姉を引き上げ車椅子を運びます。娘がスーツケースを持ち上げて、上に運ぼうとしてもヨロヨロしてしまいます。そんな時、乗務員さんが来て大きなスーツケースを2個運んで下さいました。助かりました。乗車口が狭いうえに、階段が高いです。ヨーロッパの列車で、このタイプがよくあります。よじ登らないと乗れない列車です。その乗務員さんもビスプ駅で降りたので、またスーツケースを2個と車椅子も降ろして下さいました。この助けがなかったら、大変なことになっていました。<シュピーツ駅からビスプ駅は、覚悟して乗ろう。>
車椅子専用座席がありましたが、車椅子をたたんで運べる人でないと利用できません。この会社の列車は、これから度々見かけるようになります。

ビスプ駅からツェルマット駅へ。
IMG_4114


<ビスプ駅~ツェルマット駅>
 さっきの苦労は、なんだったのでしょう。ビスプ駅のホームもバリアフリーで、乗り継ぎもスムーズです。そして列車は快適です。バリアフリーの国でも、不便な路線があるんだなーと感じた一瞬でした。この一駅だけ何とかなれば、車椅子の世界がひろがるのにね。少し大げさですか?

ゴツゴツした景色です。
IMG_4142

IMG_4140


 ツェルマットに向かっています。山が岩だらけで様子が変わってきました。グリンデルワルトの牧草のある風景から、岩だらけの針葉樹の多いツェルマットの風景です。
 列車を3回も乗り継いで、ツェルマットにやって来ました。一ヶ所を除き、ほとんどがバリアフリーでした。到着予定が、12時14分ですが、11時51分に着きました。
ゆっくり行こうと言っていたのに、23分も早く着くことができました。ランチを食べてから、ツェルマットの街歩きができます。

ツェルマット駅前 
IMG_4149

 

 

♪にほんブログ村に参加しています!いいね!と思う方はクリックで応援お願いします♪


にほんブログ村