8月17日

ルツェルン駅

 ルツェルンへ移動します。チューリッヒ空港から直通列車が、一時間弱ごとに出ているので安心です。48分で着きます。急ぐ旅ではなし。カフェに入り珈琲をゆっくり飲むのが、旅の醍醐味です。
 列車は、快適です。車椅子のマークのある車両を見つけて乗ります。数両に1両の割合であるので、見つけやすいです。乗降口はフラットです。さすがスイスの列車ですね。車椅子のマークだけでなく、自転車のマークもあります。

車椅子のマーク
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車椅子も置けます。
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 入口のすぐそばのスペースや、自動ドアで入ったところに車椅子専用シートがあります。とにかく近くて便利なところにあるわけです。
列車の中で車椅子をたたむのに、もたもたしていても文句を言われるどころか気遣ってくれます。スイスの皆さんの国民性はもちろんのこと、観光客の方々の思いやりが自然に行動に出るからだと思います。まわりの皆さんのおかげでルツェルンに着くことができました。
 駅の横の大通りを見るとホテルがありました。ずいぶん近いのね。ホテルはなるべく駅のそばを選びました。ステキなホテルでしょう。

ホテル  ヴァルドスタッターホフ
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夜にホテルの窓から グレーの建物が駅
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  ホテルに荷物を預けて、早速ですが観光します。ルツェルン中央駅の前は、ロイス川が流れカペル橋も見えます。駅の周囲の歩行者道路は、コンクリートの舗装道路なので車椅子もスイスイ走ります。
車道と歩行者道路の境目が少し段差があるので注意が必要です。


ローゼンガルト博物館

 ホテルの近くにある、 ローゼンガルト博物館に行きました。2階にはピカソの作品が多数あります。以前は旧市街にピカソ博物館としてありました。初めて見る作品ばかりです。ピカソの写真もありました。セザンヌやミロ、モネ、マチス、シャガールなどこれもまた初めて見る作品でした。作家の数も作品も多いです。散歩のついでにちょこっと観ようなんて思うと、時間が足りません。
エレベーターがあるので、車椅子でらくらく行けますよ。受付のおばさんがフレンドリーです。

ローゼンガルト博物館
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 博物館の横をぬけると、カペル橋にぶつかります。ルツェルンのシンボルと言われるだけあり、素晴らしい景色です。道路から、川沿いが高くなっているので、よいしょと車椅子を押して登ってください。インスタ映えする景色に、あちこちでシャッターを押しています。

カペル橋
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 せっかくだから橋を渡りましょう。でも階段をのぼらないと渡れません。姉は6~7段の階段を手すりにつかまりながら登りました。なだらかな階段で手すりが両側に付いていますので気を付けて登れば大丈夫です。

カペル橋を渡る
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 橋の中から見る景色もいいですよ。車椅子だと見えにくいので、止まっては景色を見てもらいました。床が木の感触でいい感じです。橋を渡り終えると、また階段で降りなければなりません。手すりにつかまり、杖をついて降りられました。
 川の向こうは、旧市街です。今までの道路と違い、石畳の道路に変わります。ロイス川に沿って両側にレストランやカフェが続きます。

ロイス川に沿って歩く
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 昼食は「旧市庁舎1階ビアホール」ラットハウスビール醸造所です。川沿いにあるので、すぐわかります。

ラットハウスビール

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 テラス席で食事をしました。ランチタイムでビールの種類が少なく、ライトビールだけでヘビーはありませんでした。残念。

ジェラート屋 ビール醸造所の並びにある。
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 ジェラートも、おいしくいただきました。旧市街でおみやげを探して、カペル広場辺りをウロウロ。
川沿いより坂道が多いので、車椅子を押す人はキビシイです。石畳がガタガタして、乗る人も押す人も
疲れます。

噴水が多いです。
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スイスしか売っていないチョコレート屋さん。
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チョコレートショップ

おいしいです。旅のお供にしました。
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 一日中、良く歩きました。ほとんどの所が、車椅子でまわれます。まだまだ観光名所はありますが、無理をしないことです。帰りは、ゼー橋を渡り帰路に着きました。ゼー橋からのカペル橋が見事です。


ゼー橋からの夜景
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